《魔物食い》の異名を持つ中年冒険者が旅先で出会ったのは、妖狐の母娘と、料理好きのゴブリン!
彼女たちと一緒に、「魔物メシ」を堪能する旅が始まります!

狐耳と一緒にグルメする小説『中年冒険者の魔物メシ』の書籍版が8月18日より発売中です!

30年以上冒険者として腕を鳴らし、常に巨大包丁と大鍋を持ち歩いて魔物を退治しては料理して食ってしまうことから《魔物食い(イーター)》の異名を持つディナード。

彼は狂暴な魔物が出現すると噂される深い森を探索中、黄金色の大きな狐・・・母子と思われる二頭の狐に遭遇します。
彼の長年の経験から、それが普通の狐ではなく魔物の一種である「妖狐」であることを察します。

この狐が噂の魔物か、と考えたディナードですが、どうやら母狐の方は怪我をして弱っている様子。
妖狐を詳しく調べようと彼が近づいたところ、なんと、母狐は美しい女に変身したのでした。

美女に変身した母狐は子狐をディナードから逃がそうとしますが、ディナードに敵意がないと分かると、決心したようにその身の上を話し始めました。

このレスティナという母狐と、ティルシアという子狐は、他の魔物への強い支配力を持つ「妖狐」であるがゆえに、他の魔王(魔物の王)に命を狙われて、今も追われている最中だというのです。

その話を聞いて、ディナードは「魔王を食ってみたい」というトンデモない願望を叶える好機だと考えました!

ディナードは妖狐母娘と交渉し、自分が二人を守る代わりに、二人は逃げずに魔王をおびき寄せる役を続ける、という契約を結ぶことにするのですが・・・。

※ ※ ※

最近人気のダンジョン飯や異世界料理系の物語ですが、実は本作、他の作品とは一味違った面を持っています。

それは、「ネギ類やブドウ(ワイン含む)が食べられない狐娘向けグルメ」の作品であること!

特に「ネギが駄目」という点が様々な調理の上でネックになっていて、「魔物メシ」というジビエ的な料理をするにも関わらず、臭み消しのニンニク(ネギ類)が使えないというなかなか厄介なことになっています。
ちなみにタマネギも駄目なので、ある料理を作る時にも問題に・・・。

こういった食材の問題をどう克服するかが、料理ネタ小説としての本作の見どころとなっています。

※ ※ ※

作者が『逆成長チートで世界最強』『転生魔術師の英雄譚』で一貫して狐娘ヒロインにこだわる佐竹アキノリ氏なので、本作も妖狐母娘の描写にかなり力が入っています。

逆成長チートで世界最強 1 (ヒーロー文庫)
佐竹 アキノリ
主婦の友社
2017-04-28


レスティナは落ち着いているけれど、微妙なところで人間の常識とズレている妙齢の母狐。
ティルシアはまだ人型に化けることも慣れていなくて、言葉も動作もたどたどしい子狐。

二人とも今までの作者のシリーズ作の登場狐キャラとは一味違うキャラクターなので、要チェックですね。
ティルシアが「コン」とかじゃなくて「こゃー」と鳴くのが、こだわりを感じます。



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