東京郊外の書店にあらわれた変な(?)子供は、実は化け狸&化け狐の子供だった!?

ひょんなことから化け狸&化け狐の子供の世話をすることになった二人の若者の姿を描く『もふもふの神様さがし』。
単行本1巻目が8月10日より発売中です!

ちさとは東京郊外のはやらない書店で働く書店員。
ある日、やたらおどおどしている迷子(?)のような子供が書店にやってきます。
気にかかって声をかけたり、飴をあげたり、折り紙を作ってあげたりしたところ、子供は突然「ぼくのおうちも作って!」とちさとをどこかへと引っ張っていきます。

ちさとが連れていかれたのは、今にも潰れてしまいそうな古い祠。
そこにはもう一人、偉そうな態度の銀髪の子供がいました。

二人の子供は「この祠が自分たちの家だ」と言うのですが、ちさとは子供たちが家出少年なのだろうと考え、とりあえず自分の部屋に連れて帰ることにします。

学生時代の後輩・トモも巻き込んで、子供たちをどうするべきか思案するわけですが、そうしている間にも子供たちの頭から獣の耳が生えてきて・・・!

そう、二人の子供は本物の化け狸と化け狐だったのです!

こうして、ちさと&トモの男子二人は、やんちゃな化け狸・茶子助と、やたら偉そうな化け狐・銀ノ真の世話をすることになるのですが、、、

※ ※ ※

疑似親子系のケモミミ作品の一作です。
他作品との大きな違いとしては、男子二人でケモミミ子供二人の面倒を見る、という構図になっていること。

似たような狸&疑似親子な作品『うどんの国の金色毛鞠』は狸っ子の正体を知っているのが父親役の宗太ひとりなので、周囲に秘密にしながら孤軍奮闘といった感じの話になるのですが、本作の場合は男子二人で相談しながら事を進められるので、物語的な自由度がもう少し広がるのではないかと思われます。

まだ物語の導入部といった感じなので、今後の展開に期待ですね!

※ ※ ※

本作のケモミミ描写的な特徴として、茶子助&銀ノ真が人間⇒獣形態の間で、かなり自由自在に姿が変化すること。
下のコマのように、狸耳&尻尾が生えただけ人間の姿から、手だけ獣に変化したり、全身ほとんど動物の狸の形態に変化したりということが、わりと自然な流れで行われます。

民話的な化け狸&化け狐の場合、人間に変身するのに「木の葉を頭にのせる」などの呪術的な一手順が加わることが多いので、本作のように変幻自在な描写がされるのは珍しいです。
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『もふもふの神様さがし』1巻P44(たまき/角川書店)










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