猫耳娘化する病気!?が存在する世界で、猫耳娘になったぼっち気質の女の子と、猫に好かれやすい女の子の、フクザツな交友関係が描かれます!

『猫娘症候群【かとるすしんどろーむ】』の初単行本が7月27日より発売中です!

【カトルスシンドローム】と呼ばれる原因不明の病気により、0~12歳の頃に猫耳が生えてしまう(カトルス化する)ことがある世界。

カトルス化した少女には様々な猫の習性があらわれると言われています。

そんなカトルス化した少女の一人・白椛雪は、幼い頃に変な目で見られたりした経験から、自分がカトルスであることを意識しすぎて交友関係がうまく結べず、中学時代はぼっち状態で過ごしてきました。

高校からは目立たない普通の学生としてデビューしようと、猫耳をしっかり隠して高校に初登校した雪。
しかしその努力もむなしく、カトルスであることは早々にバレてしまいます。

人目を意識しすぎてクラスメートとうまくコミュニケーションがとれない雪に、やたらポジティブで猫に異様に好かれている「変な人」、彩野りこが話しかけてきます。

なぜか雪にやたらと構ってくれる りこ に、雪は戸惑ってツンツンな態度をとりながらも、次第に好意を持つようになるのですが・・・。

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ケモミミ化する病気が流行る世界を描いた作品はいくつかありますが、本作に関しては「猫耳が生えてしまった女の子と、猫耳の無い女の子の複雑な友人関係」を描いている点で2008~2009年発表の漫画『ネコミミデイズ』(草野ほうき)と構図がよく似ています。


ただ、『ネコミミデイズ』とは「猫耳-非猫耳」と「性格のポジティブ-ネガティブ」の組み合わせが逆になっていて、それによって物語の雰囲気もかなり変わっているのが面白いです。ぜひ読み比べをオススメします。

 ●『ネコミミデイズ』
  ⇒ 猫耳の生えた「柚子」が性格ポジティブ、猫耳の無い「比奈」がネガティブ。
 ●『猫娘症候群』
  ⇒ 猫耳の生えた「雪」が性格ネガティブ、猫耳の無い「りこ」がポジティブ。

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本作、猫耳にヘッドフォンとか、某FFの導師っぽい衣装の「博士」とか、いろいろケモミミ的に注目の表現があるのですが、特に目についたのが「雪の尻尾振り」。
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『猫娘症候群』1巻P49(ネコ太郎/一迅社)




この作品では「嬉しい時に尻尾を立てて先っぽを振る」「機嫌が悪い時に左右にバタバタ振る」という二種類の尻尾の振り方が使い分けられています。

「尻尾を振る猫」の感情を漫画表現としてどう解釈するか、まだ読者間で共通する土台ができていないのですが、本作のようにこだわった猫耳作品が今後の共通認識をつくっていくのかもしれませんね。



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