兎系種族が狼系種族を圧政によって支配している世界。
兎の街に侵入した狼を狩ることを生業とする若者たちは、狼の居住区で密かな反抗が進行しつつあることに気づきますが・・・!

奇妙な制度が支配する街を舞台にした『バスキュレ』の初単行本が7月7日より発売中です!

その国は全体が塔のようになっており、1番街から13番街まで階ごとに名称がつけられた兎の街と、さらにその下層に位置する狼の居住区に分けられています。

兎の女王の座する1番街を頂点として、上層部には貴族や上流階級の兎たちが住み、下層に行くほど生活や治安が悪くなっていき・・・。
最下層に住む狼たちは兎の街に入ることすら許されず、兎の街に侵入したら兎のハンター「狼狩り」たちに追い返される、あるいは殺されても文句が言えないという制度になっています。

「狼狩り」の若者であるベルは、最近狼の侵入が増えつつあることを気にしていました。
ある日、侵入した狼を排除しようと組み合った際、狼が兎以外に精錬できるはずのない「硬度12以上」の金属棒を持っていることに気づきます。

狼の居住区で何が起きているのか?
「狼狩り」仲間のカタリナとともに、密かに狼の居住区へと降りたベルは、そこで驚くべきものを目にしますが・・・・!

※ ※ ※

獣耳キャラが登場する時はまず「獣耳」から描かれる、という「ケモミミ登場シーンの様式美」について、本作ではかなり特徴的な描写がされています。

「狼の耳」⇒兎の住民⇒「兎の耳」という順番で、
●狼耳が描かれているコマには「狼が来たわ」の台詞
●兎耳が描かれているコマには「私たちの街」という台詞 が付けられています。
photo_1055








『バスキュレ』1巻P3(高野久/新潮社)













この冒頭一ページだけで、「狼が嫌われているらしいこと」、「この街は兎が主流であること」という本作の世界観が端的に示されていて、巧いなあと感心させられます。



萌え ブログランキングへ