「魔法使い」と呼ばれる偏屈な若い発明家の家で働くことになった猫族メイドのミア。
その主人の正体は・・・異世界「チキュウ」からやってきた異世界人だった!?
屋敷にある不思議な鏡を通りぬけて、異世界に降り立ったミアが見たものは・・・!

小説家になろう発の逆・異世界転移小説『異世界堂のミア お持ち帰りは亜人メイドですか?』、書籍版が6月24日より発売中です!

メイドをしている猫族亜人のミアは、前の奉公先の主人が亡くなってしまったため、街で噂になっている「偏屈屋敷」に新たに雇われることになりました。

その「偏屈屋敷」の主人は数々の発明や新しい商売を生み出し、街の人々からは「魔法使い」と呼ばれている若い発明家なのですが、とにかく「偏屈」な性格だということで有名です。

恐る恐る屋敷の主人シンドー・ヘンヤと対面したミア。
短い耳のエルフ?のような姿をした主人は、いきなりミアの尻尾を鷲掴みにしたり、何の説明も無くミアを商談の場に連れだしたり、そうかと思えば屋敷の中では靴を脱げと言い出したり、とにかく噂に違わぬ「変人」なのでした!

とはいえ、容器に湯を入れるだけで出来上がる不思議な麺料理を食べさせてもらったり、石鹸よりも泡立ちのよい不思議な洗剤を使わせてもらったり、ことあるごとにチップをくれたりして待遇は悪くないので、とりあえずそのまま働くことにしたミア。

偏屈な主人にも少し慣れてきたある日、いつものように身体の汚れを落とすため「身体拭き」をしていたミアは、それを見たヘンヤに「風呂に入れてやる」と言われて、屋敷の中の不思議な鏡をくぐりぬけた先にある、奇妙な風呂場に連れていかれます。

それが、猫族ミヤの異世界「チキュウ」初体験になるのでした・・・!

※ ※ ※

異世界の人間が、こちらの世界に来ることによるカルチャーギャップを描いた作品です。
Web公開版の第一章が加筆修正されて収録されています。ひとつの物語としてこの章の中で完結しているので「第一部」といった感覚で良いかもしれません。

異世界人が日本に来て学校に通ったり、バイトしたり、秋葉原に行ったりと、この系統はいろいろな切り口で様々な作者が書いていますが、本作は先日紹介した『幻想グルメ』や『異世界コンシェルジュ』を著した天那光汰氏の作品なので「猫娘ミアがこちらの世界のいろんなものを食べる」というエピソードが中心になっています。



ヘンヤの性格がWeb版よりもさらに偏屈・変人っぽい感じになっていたり、エピローグの雰囲気がWeb版とだいぶ変わっているので、Web小説のファンの人も書籍版を一読する価値があると思います。

あと、ミアもよりネコネコしくなっているので、その点も注目です。
「猫が好きな相手の身体に尻尾を絡める」といった仕草は、魅力的だけど創作(特に小説)では使いにくい仕草だと思われるのですが、そのあたりも非常に効果的に使われています。



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