超先進的戦闘服「C.A.T.s」の力によって、瀕死の重傷から回復を遂げた姫野霧香(ひめのきりか)警部補。
C.A.T.sの力を得た代償として、霧香は謎の組織「箱舟」との戦いに駆り出されることになりますが・・・。

伊藤伸平氏がおくるスーパーSFアクション『キリカC.A.T.s』の2巻目が7月1日より発売中です!

“日本の破壊”を目的とする謎の組織「箱舟」が日本全国に大規模な宣戦布告をしてから、次々と出現した「スーツアクター」と呼ばれる怪人。

明らかに人類の技術力を越えた箱舟のスーツアクターに対抗するために、警視庁は「特殊武器対策部」を設立し、謎の猫耳少女・MAOから供与された技術で超先進的戦闘服「C.A.T.s」を開発しました。

「C.A.T.s」との適合性を買われて、そのまま警察のスーツアクターとして戦い続ける霧香ですが、苦しい戦いをひとつ、またひとつとくぐり抜けていくうちに、彼女の肉体は恐るべき変化を遂げようとしていたのでした・・・!

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題名通り全体的にネコネコしいキャラクターの多い特撮風SFアクションですが、作者の前作『まりかセヴン』に比べるとユルいシーンが無くなって、常にシリアスというかハードボイルドな雰囲気が漂う作品になっています(主人公の霧香のキャラもいかにもそれっぽい)。

それでも伊藤氏らしい軽妙なやりとりが見られるのが「宇宙人のネコ耳スマホ」ことMAOの出てくるシーンで、ネコ舌であることを頑なに否定するところはなんとも微笑ましい。

MAOは(霧香と最初に対面するシーン以外)驚いた時や意識が飛んだ時にネコ耳尻尾が出るというという原則が徹底されています。
2巻では下のシーンのように突如電撃攻撃を受けた時や、装甲車両で敵スーツアクターに突撃した瞬間に猫耳が飛び出していました。
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『キリカC.A.T.s』2巻P79(伊藤伸平/双葉社)










「普段は徹底して冷静なキャラなのに油断すると獣っぽくなる」猫耳や狐耳のキャラを時々見かけますが、猫と狐だと微妙に態度に違いがあるんですよね。

猫耳は本作のMAOのように「自分は(動物の)猫ではない」という意識があって猫っぽく振る舞うことを抑制するのに対して、狐耳は神様だったり大妖怪だったりして「地位にふさわしくない」から獣っぽくならないように意識しているパターンが多いです。

このあたりは別の機会に論じてみたいですね。



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