4系統の魔法によって支配される剣と魔法の世界。
ほとんど使い手のいなくなってしまった「制御魔法」を、異世界の知識によって使いこなせるようになった落ちこぼれ貴公子のエヴァンは、狐獣人の美少女と一緒にめくるめく冒険を繰り広げます!

設定は独特ですが、物語は正統派の冒険ファンタジー『異世界を制御魔法で切り開け!』の書籍版2巻が6月1日より発売中です!

ハンフリー王国の没落貴族の四男エヴァン・ダグラスは、生まれつき弱い魔力しか持っていないため、魔法が支配するこの世界では完全に落ちこぼれ扱いをされてきました。

ある時、異世界で生きていた頃の前世(こちらの現代世界)の制御工学の知識を思い出したエヴァンは、四系統ある魔法のうち今はほとんど使い手のいない「制御魔法」に、異世界の知識を応用できることに気づきます。

少ない魔力でも扱える「制御魔法」に磨きをかけ成長したエヴァンは、付き人の獣人娘セラフィナと一緒に家を飛び出して冒険者の道を歩み始めました。

故郷のダグラス領から離れたアーベライン領で護衛や魔物討伐の仕事を続けていたエヴァンたち。
二人はさらなる冒険を求めて繁栄を極めるアーベライン主都へ、そして文化の異なる隣国ワッカ共和国へと向かいます。

ハンフリー王国内では政変の兆しがあり、世界情勢にやや不穏な雰囲気が漂い始めているものの、エヴァンとセラフィナとってはどこ吹く風。
二人は冒険者としてさらに磨きをかけるべく、普通の冒険者では手を出さないような困難な依頼にも挑戦していくのでした・・・!

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本作の肝となる制御魔法の細かい理屈はすでに説明されているので、2巻はエヴァンとセラフィナの冒険の日々が中心に描写されます。
一緒に次の冒険の準備のために街で買い物したり、初めて見る海で裸足になって遊んだりと、エヴァンとセラフィナの関係はラブコメ的なイチャイチャというよりは、わりとしっとりした描き方がされているのが特徴です。

あと、エヴァンの制御魔法は戦いにおける直接的な打撃力にはならないため、高い戦闘力を持つセラフィナをエヴァンの制御魔法や他の魔法でサポートするという戦法がメインとなっていて、二人で協力して冒険している感じが出ていて良いです。

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『転生魔術師の英雄譚』『魔物と始める村づくり!』『逆成長チートで世界最強』と狐娘ヒロインにこだわる佐竹アキノリ氏の作品なので、本作もヒロインは狐娘です。というより、発表の順番から考えると本作が佐竹氏の狐耳ヒロインの原点になるのですかね。

転生魔術師の英雄譚 2 (ヒーロー文庫)
佐竹 アキノリ
主婦の友社
2017-02-27




逆成長チートで世界最強 1 (ヒーロー文庫)
佐竹 アキノリ
主婦の友社
2017-04-28


基本ハーレムとか美少女回転寿司になりがちなラノベ界で、狐耳ヒロインオンリーワンで多数のシリーズを展開する佐竹氏の立ち位置は独特だと思います。



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