なぜか付け耳がファッションとして流行してしまった近未来。
好きな子とお揃いのうさ耳を付けようと決心した女子高生・乃々ですが、実際に付けてみると身体に異変が・・・!
前代未聞の付け耳百合コメディ『みみみっくす!』の単行本1巻目が5月18日より発売中です!
今からそう遠くない未来。
世界ではファッションとしての付け耳が大ブームになっていました!
ここでいう「付け耳」とはヘアバンドのようなものではなく、実際の動物の耳と同じ生体部品を身体に移植する(!)というもので、この世界の人々はちょうどピアスの穴を空けるような感覚で、動物の耳を頭に付けています。
高校生になったばかりの緑野乃々(みどりののの)は晴れて付け耳デビューをすることになり、耳をつける施術をしてくれる「つけみみや・プチラパン」(同級生の「みかん」(狸耳)の家)のドアをくぐりました。
付ける耳はうさ耳!
密かに好意を寄せている同級生の「ねおん」とお揃いのうさ耳を付けることで、距離を縮めようと考えたのです。
アレルギー反応検査に少し怪しい点があったものの、乃々にうさ耳を付ける施術は無事終了しました。
しかし、乃々は妙にえっちな気分になってしまって、なんだか様子が変。
そして、たまたま店に来ていた ねおん に対して、乃々はたかぶる感情を抑えられず襲い掛かってしまうのですが・・・!
※ ※ ※
異色の付け耳設定にまず注目の作品です。
獣耳を持つ獣人がファッションリーダー的存在になっている、という設定は時々あって、『ケモミミ・ラプソディー』や『みみミミ!』といった作品があったりします。しかし、本作のように「付け耳をつけることが流行した世界」という設定は意外と無かったりします。
本作の場合はさらに、付け耳を付けることをピアスの穴を空けるくらいには「気持ちの準備」が必要な行為にしていたり、体質上付け耳がつけられない乃々という主人公を設定したりして、かなり工夫して不思議な世界をつくりだすことに成功しています。
百合作品として見た場合は、引っ込み思案だけど恋に関してはわりと暴走気味な乃々に、ハキハキして活発な ねおん がかなり押されてしまっている、という関係が面白い。
※ ※ ※
本作はあくまで「付け耳」なので、どの女の子にも尻尾はついていないのですが、エプロン風の構造になっている制服の後ろのヒモが尻尾っぽく見えるんですよね。
例えば下コマの、乃々が猫ポーズをする構図では後ろのヒモが尻尾のように見えます。
『みみみっくす』1巻P125(広瀬まどか/一迅社)
作者あとがきによると、このエプロン風の制服は以前の仕事から影響を受けた「ギャルゲー制服」とのことですが、尻尾っぽく見えるヒモは意図的なのか、そうでないのかが気になりますね!
好きな子とお揃いのうさ耳を付けようと決心した女子高生・乃々ですが、実際に付けてみると身体に異変が・・・!
前代未聞の付け耳百合コメディ『みみみっくす!』の単行本1巻目が5月18日より発売中です!
今からそう遠くない未来。
世界ではファッションとしての付け耳が大ブームになっていました!
ここでいう「付け耳」とはヘアバンドのようなものではなく、実際の動物の耳と同じ生体部品を身体に移植する(!)というもので、この世界の人々はちょうどピアスの穴を空けるような感覚で、動物の耳を頭に付けています。
高校生になったばかりの緑野乃々(みどりののの)は晴れて付け耳デビューをすることになり、耳をつける施術をしてくれる「つけみみや・プチラパン」(同級生の「みかん」(狸耳)の家)のドアをくぐりました。
付ける耳はうさ耳!
密かに好意を寄せている同級生の「ねおん」とお揃いのうさ耳を付けることで、距離を縮めようと考えたのです。
アレルギー反応検査に少し怪しい点があったものの、乃々にうさ耳を付ける施術は無事終了しました。
しかし、乃々は妙にえっちな気分になってしまって、なんだか様子が変。
そして、たまたま店に来ていた ねおん に対して、乃々はたかぶる感情を抑えられず襲い掛かってしまうのですが・・・!
※ ※ ※
異色の付け耳設定にまず注目の作品です。
獣耳を持つ獣人がファッションリーダー的存在になっている、という設定は時々あって、『ケモミミ・ラプソディー』や『みみミミ!』といった作品があったりします。しかし、本作のように「付け耳をつけることが流行した世界」という設定は意外と無かったりします。
本作の場合はさらに、付け耳を付けることをピアスの穴を空けるくらいには「気持ちの準備」が必要な行為にしていたり、体質上付け耳がつけられない乃々という主人公を設定したりして、かなり工夫して不思議な世界をつくりだすことに成功しています。
百合作品として見た場合は、引っ込み思案だけど恋に関してはわりと暴走気味な乃々に、ハキハキして活発な ねおん がかなり押されてしまっている、という関係が面白い。
※ ※ ※
本作はあくまで「付け耳」なので、どの女の子にも尻尾はついていないのですが、エプロン風の構造になっている制服の後ろのヒモが尻尾っぽく見えるんですよね。
例えば下コマの、乃々が猫ポーズをする構図では後ろのヒモが尻尾のように見えます。
『みみみっくす』1巻P125(広瀬まどか/一迅社)
作者あとがきによると、このエプロン風の制服は以前の仕事から影響を受けた「ギャルゲー制服」とのことですが、尻尾っぽく見えるヒモは意図的なのか、そうでないのかが気になりますね!