解放されたガリアの首都防空を担う第506統合戦闘航空団(506JFW)。
当初は反目していた欧州の貴族子女中心のA部隊『ノーブルウィッチーズ』と、自由の国リベリオンからやってきたB部隊は、今では強い連帯で結ばれるようになっています。

しかしネウロイから解放されたガリア自体は、王政復古を狙って暗躍する王党派と、自由主義に傾倒しすぎてやや過激になりつつある共和派の対立が顕在化し、506JFWはその政争の渦中に巻き込まれてしまいますが・・・!

物語がさらに深まっていく、ストライクウィッチーズ新編『ノーブルウィッチーズ』の6巻目は5月1日より発売中です!

女王様気質のカールスラントの名門貴族・ハインリーケ(使い魔:黒猫)が、まだ「扶桑の化け猫」(映画)の恐怖から立ち直っていないころ・・・。

扶桑国の貧乏華族・黒田那佳(使い魔:柴犬)は、セダン市街にて謎の落下傘部隊の襲撃を受けていました!
その降下兵は那佳よりもずっと幼い子供であり、その子供は、自分たちは「ガリアの子ら」と呼ばれる王党派の特別部隊であると語ります。
催眠術によってウィッチ以上の能力を持たされた強化兵士の子供は、あっという間に那佳を無力化。彼女を人質に取ってしまいます。

王党派の幹部?から、那佳の身の安全と引換えに協力を強要された506JFWの名誉隊長ロザリーは、仕方なく王党派へ協力する旨を返答します。

そんな中、共和派の勢力が強い都市トロワに中型ネウロイ5体が襲来!
トロワの市民は506JFWを王党派の手先と罵り、避難勧告を拒否したため、506JFWはネウロイを市街に近づく前に撃破するという困難な戦闘を強いられることになりますが・・・。

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第二章と第三章の間の『INTERMISSION』にて、リベリオンのカーラ中尉(使い魔:メインクーン)の子供時代のエピソードが描かれます。

彼女は実際に子供の頃にメインクーンを飼っていて、学校にメインクーンを連れて行ったときに魔法力が発現した、みたいな話が語られているので、飼っていたメインクーンがそのまま使い魔になっているということなのかな?

スト魔女の使い魔設定は公式でもあまり明確に語られてなくて、考察の悩みどころですね。

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『ノーブルウィッチーズ』は軍人・政治家以外にも、ノーマン・ロックウェルのような文化人・記者の実在の人物が登場するところが、歴史のIF感が出ててよいと思います。



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