父親の再婚相手は実は化け狸で!
その化け狸にはさらに連れ子がいたのです!

ある日突然、独身30歳男に狸耳な妹ができてしまう四コマ漫画『妖怪タヌキのそだて方』の初単行本が4月14日より発売中です!

直孝は脱サラして観葉植物店を営む、30歳の独身男です。

ある日、バツイチの父親が再婚相手だといって若い女性(自分より年下!)を連れてきました。
しかもいきなり、新しい母親は自分が妖怪の化け狸であることを明かします。
さらに、新しい母親には6歳の女の子の連れ子・・・「ありす」がいたのです!

急に24歳も年の離れた妹(しかも狸)ができて戸惑う直孝ですが、ありすはわりと直孝に対して懐いているようで、二人はうまく距離を詰めながら新しい家族としての生活を営んでいきます。

でも実は、ありすは直孝以外にはかなり人見知りで、やや他の子と価値観もズレているため、小学校に通うもののなかなか友達ができず悩むことになるのですが・・・。

※ ※ ※

ほとんど自分の子供といってもいいくらい年の差のある義妹ができてしまう話で、疑似親子物っぽい設定ではありますが雰囲気は少し違っています。
どちらかというと、おじと姪に近い関係性を描いた作品といえそうです。

あと、主人公の直孝の仕事に関連して、現代的な小売花屋・植物店の事情が少し描かれるのも特徴ですね。花屋系の仕事漫画は『ハナハダハナヤ』くらいしかないと思うので、植物店要素も注目かもしれません。


※ ※ ※

ありす(直孝からは「たぬきち」と呼ばれる)は「~だな!」という語尾をつけて喋る所が可愛いのですが、これは『きつねとパンケーキ』の狸の獣娘ユメちゃんの「~だぬ!」と言う語尾と同じく、狸だからこう喋るのですかね。


本作にはもうひとり、化け狐の黒木紺(くろき こん)というケモミミさんが登場します。
直孝の店で以前から働いているアルバイトだったのですが、化け狸のありすと普通に接している直孝を見て、自分も正体をあらわすことにしたみたいです。クールビューティーな24歳の黒狐。
・・・こんなにケモミミに囲まれた環境が偶然手に入る直孝がうらやましい。

※ ※ ※

今回気になったコマ。
花火にびっくりして狸耳が出たまま戻らなくなるありす。
あわてて狸耳を戻すように言う直孝ですが、コスプレ扱いにできそうなのでそのまま誤魔化すというシーン。
photo_1020









『妖怪タヌキのそだて方』1巻P121(うず/ぶんか社)













過去に『うどんの国の金色毛鞠』『オオカミ少年 こひつじ少女』の記事でも指摘したことがあるのですが、2010年以降のケモミミ作品ではケモミミの正体が普通の人にばれそうになっても「コスプレ」で押し通す、という描写がよく使われます。
本作もその例のひとつといえそうですね。

 

萌え ブログランキングへ