トラックに轢かれて、死後の世界にやってきた少年。
異世界転生できるかと思ったら、ろくな転生ができないことが分かったので、そのまま美少女&ケモミミ美少女のいる天国(?)で働くことにしました!

『トラックに轢かれたのに異世界転生できないと言われたから、美少女と働くことにした』は2月2日より発売中です!

十五歳の梅川志郎はトラックに轢かれて死後の世界にやってきました。

エルフ耳っぽい種族がいたり、獣人っぽい男がいたりと、周囲にいる人(?)はわりとファンタジーなのですが、周辺の光景は完全に役所か銀行のような、ファンタジーもへったくれもない雰囲気。

志郎は番号札で呼ばれて、受付カウンターにいる超絶美少女エルフ(精霊)のフィリアに今後の身の振り方について説明を受けます。
志郎は悪人ではないので転生する権利を有するが、善行も積んでないために「転生ポイント」が全く足りないので、ラノベ好きの志郎が望むような「異世界転生して俺TUEEEEE勇者」な転生はできない、とのこと。

落胆する志郎に対して、フィリアは転生ポイントを稼ぐ方法が一つだけある、とささやきます。
それは・・・この死後の世界の臨時職員としてアルバイトすること!

こうして、死者の転生先をコーディネートする「第1転生課」の臨時職員となった志郎は、理想の転生生活のために、天文学的な転生ポイント稼ぎに挑むことになりますが・・・!

※ ※ ※

異世界転生モノではなくて、異世界人っぽいヒトたち(ヒトじゃないのもいる)と一緒に普通の仕事をするような話です。

実のところ経営ファンタジーに近い内容も含まれていたりします。
(「万単位におよぶ死者と面談して転生先を決める、という仕事をどのように捌くか」とか、「死者が本当に満足する転生先とは?」みたいな顧客満足に関する議論とか)

終盤は志郎のこだわる「異世界転生」というネタを巧くからめていて、「なるほどこうくるのかー」と思わされました。

※ ※ ※

本作の真・ヒロインは、もしかしたら志郎のことをすごく慕っているスライムの「レン」(注:外見は美少女ではなく、ぷにぷにしたゼリー状モンスター)なのかもしれませんが、ケモミミな女性キャラとして元・魔王のセルセラが登場します。

生前に魔王としてずいぶん悪い事をしてきたせいで転生ポイントがマイナスに振りきれているため、転生課の臨時職員として働くことで「普通のお嫁さん」に転生すべく、転生ポイント稼ぎに日々勤しんでいるという猫娘です。
志郎から見ると、頼りになる姉御肌の先輩といった立ち位置。

やたら尻尾の使い方が器用なのが特徴で、尻尾で志郎の背中を痛くなるほど叩いたり、尻尾でレンをぷにぷに弄んだりと、作中でもその器用さを見せつけてくれます。



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