祖母から妖(あやかし)の憑いた共同住宅を引き継いだコミュ障女子高生・真帆路(まほろ)と、人間じみた妖たちとのほのぼのな日常を描く、『あやかしこ』単行本3巻目が3月23日より発売中です!

3巻は主に真帆路に妖以外の友達ができたことで、妖との関係も少し変化していく・・・というお話。

真帆路はドイツ人ハーフの関西人転校生・エミと仲良くなったことで、お昼に一緒に食べるおべんとう作りに力を入れる一方、妖狐の玖雨狐(くうこ)は真帆路の関心が自分からやや離れたことに少し寂しさを感じています。

猫又のネネはもう少し真帆路や他のみんなの役に立ちたいと思っているものの、なかなかうまく行動につなげられずに不自然なことをしてしまったり・・・。

座敷童のきぃは、自分が昔のことをあまり覚えていないこと、そして今の楽しい時間もきっと忘れてしまうだろうからと、写真のような何か「今」の記憶を残せるようなものを欲しがったり・・・。

平穏な日常が続くようだけど、徐々に変化していく「あやかし荘」の日々が描かれる3巻です。

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あいかわらずケモミミ率の高い妖怪漫画で、玖雨狐、ネネ以外にも、第19話では双子の稲荷狐アキ&クキがメインになるエピソードが描かれます。

そして第25話のハロウィンの話では、ついに主人公の真帆路も猫耳化!
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『あやかしこ』3巻P172(ヒジキ/メディアファクトリー/KADOKAWA)








本作、「(獣の)耳と尻尾がある」と妖怪の証拠だ、みたいなネタが時々出ていたんですが、人間の真帆路も猫耳と尻尾が付くことで「妖の一員」になれるという点で、実はある種の伏線になっていたのかなあと考えたりします。



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