サイボーグ技術や神経接続ネットワーク、知能を持つアンドロイドといった夢の技術が実用化されつつある一方で、温暖化と戦争による深刻な自然破壊により、世界の食糧生産に壊滅的な混乱が生じている近未来。
そんな世界の混乱から離れた人工リゾート島≪セナンクル・アイランド≫を舞台に、脳ミソ以外全部機械の全身義体ほんわか娘・七転福音(ナナコロビ・ネネ)と、天才科学者に創られた無愛想なネコミミアンドロイド・クラリオンの、未来の日常が描かれます!
『紅殻のパンドラ』、節目となる単行本10巻目が3月25日より発売中です!
ネネとクラリオンは今のところ平穏な日常を過ごしています。
主に「おばさま」ことタクミちゃんの財団からの繋がりで、牧場プラントの見学をしたり、島の名士が集うパーティーに出席したり。
そんな日常の水面下では、秘密結社「ポセイドン」が「ソ連」の諜報員と抗争を繰り広げていたりするのですが・・・!
そんなことはつゆ知らず、ネネはパーティで知り合ったとある医療会社の社長に招待されて、独特の電脳空間を体験することになるのでした、、、
※ ※ ※
バイオテクノロジーの粋を極めた食糧事情や、まだまだ発展途上にある電脳空間といった、ポストサイバーパンク世界の日常が描かれる10巻。
バトルが無いのにすごくSFしてて、読んでいて愉しい場面が多いです。
そんな中、「(崩壊しなかった)ソ連」や「米ソ連合」などの国家勢力の存在が作中に描写されるようになり、『攻殻機動隊』と同一世界観(前日譚)であるという点が前面に出てくるようになってきました。
ただ、士郎正宗氏のあとがきでは紅殻は『パラレル世界』と表現されているので、完全に話が繋がっているわけではないのかな?(文を見直すと「攻殻SACとパラレル」の意でした、、、ご指摘感謝)
※ ※ ※
今回、クラリオンがメイド服以外の衣装を着る場面が多いです。
パーティーでは礼装。
電脳空間ではゴスパンっぽい衣装に、ハロウィン風コウモリ猫衣装。
そして巻末のおまけでは「〇〇を悩殺(ころ)すセーター」姿が描かれます。
『紅殻のパンドラ』10巻P103(春夏秋冬鈴・六道神士・士郎正宗/角川書店)
クラリオンは猫耳ですが、猫尻尾は無いので、衣装的な自由度がわりと高いという特徴があります。
近年のケモミミキャラで尻尾が無いのは珍しいですね。(昔は尻尾無しケモミミ娘はそれなりにいたんですが)
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そんな世界の混乱から離れた人工リゾート島≪セナンクル・アイランド≫を舞台に、脳ミソ以外全部機械の全身義体ほんわか娘・七転福音(ナナコロビ・ネネ)と、天才科学者に創られた無愛想なネコミミアンドロイド・クラリオンの、未来の日常が描かれます!
『紅殻のパンドラ』、節目となる単行本10巻目が3月25日より発売中です!
ネネとクラリオンは今のところ平穏な日常を過ごしています。
主に「おばさま」ことタクミちゃんの財団からの繋がりで、牧場プラントの見学をしたり、島の名士が集うパーティーに出席したり。
そんな日常の水面下では、秘密結社「ポセイドン」が「ソ連」の諜報員と抗争を繰り広げていたりするのですが・・・!
そんなことはつゆ知らず、ネネはパーティで知り合ったとある医療会社の社長に招待されて、独特の電脳空間を体験することになるのでした、、、
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バイオテクノロジーの粋を極めた食糧事情や、まだまだ発展途上にある電脳空間といった、ポストサイバーパンク世界の日常が描かれる10巻。
バトルが無いのにすごくSFしてて、読んでいて愉しい場面が多いです。
そんな中、「(崩壊しなかった)ソ連」や「米ソ連合」などの国家勢力の存在が作中に描写されるようになり、『攻殻機動隊』と同一世界観(前日譚)であるという点が前面に出てくるようになってきました。
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今回、クラリオンがメイド服以外の衣装を着る場面が多いです。
パーティーでは礼装。
電脳空間ではゴスパンっぽい衣装に、ハロウィン風コウモリ猫衣装。
そして巻末のおまけでは「〇〇を悩殺(ころ)すセーター」姿が描かれます。
『紅殻のパンドラ』10巻P103(春夏秋冬鈴・六道神士・士郎正宗/角川書店)
クラリオンは猫耳ですが、猫尻尾は無いので、衣装的な自由度がわりと高いという特徴があります。
近年のケモミミキャラで尻尾が無いのは珍しいですね。(昔は尻尾無しケモミミ娘はそれなりにいたんですが)
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記事内容を少し修正いたしました。
文脈を取り違えて読んでいたのと、3巻の巻末で述べられていた『攻殻ARISEとの企画レベルでの無関係さ』あたりの印象で、勝手に誤った解釈を作っていたようです、、、
とりあえず、本作は攻殻だけでなくて、わりと作品例のある「猫耳(猫型)アンドロイドもの」の代表作にもなりつつあるので、どこまで発展するのか愉しみですね~