万物に魂が宿り、八百万の神が住む日本には、もちろん冷蔵庫の神様だっている!

冷蔵庫を司る神様・冷冷白室命と、なぜか神様が見えてしまう大学生・浜田譲の、ごくごく普通の日々を描く日常系神道漫画『やおよろず』(1巻完結)が2月22日より発売中です!

大学生の浜田譲は締め切り直前のレポート作成に苦しんでいる最中、謎の小動物が部屋の冷蔵庫からサイダーを取って飲み始める場面に出くわします!

「なんだこいつはー!?」と戦慄していると、似たような小動物・・・獣の耳が生えた子供のような生き物が、続々と部屋にやってきます。

その生き物が言うには、自分たちは八百万の神であり、譲の部屋が町内の神力の中心として絶妙なスポットなので集会場として使わせてもらう、ということらしい。

集まってくる神様は冷蔵庫の神様・冷冷白室命をはじめ、エアコンの神や掃除機の神など、あまり位の高くない日用品の神様・・・譲いわく「チョロいほう」の神様ばかり。

まるで野良猫の集会のような感覚で集まってくる小さな神様たちに悩まされ、譲のレポート作成は危機的な状況に陥ってしまいますが・・・・・!

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こんな日用品にも神様が!というような八百万の神々を描く作品で、テーマ的にはサバの味噌煮の神様が主役の『ミソニノミコト』と同じですが、『やおよろず』は四コマ漫画ではなく一話完結型の日常漫画になっています。
基本はユーモア漫画ですけど、後半はちょっと切ない雰囲気に。



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本作の特徴は、いわゆる「チョロいほう」の神様にみんな獣耳らしきものが付いている点。
後半に登場する月読命(つくよみのみこと)の姿を見るかぎり、神位の高い神様には獣耳は付かないようです。
こういう獣耳の使い方はあまり見たことが無いので興味深い。

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『やおよろず』P17(斎藤かよこ/スクウェア・エニックス)

キャラデザ的には近年では珍しくなった「髪の毛と一体化したような獣耳」が特徴です。
80年代の獣耳はこういう描き方のほうが主流だったんですけどね。