おさらい
その1はこちら その2はこちら その3はこちら
その4はこちら その5はこちら その6はこちら
その7はこちら その8はこちら その9はこちら
その10はこちら
※メインストーリー全10章のうちの第7章となります。
かつてパークで起きた重大な事件を、なぜかすっかり忘れているサーバル。
これまでのものとは全く異質な黒いセルリアンの出現。
そして、アプリ版ストーリーの鍵を握る、ガイド(ミライ)さんの先輩「カコ博士」のこと。
物語の転機となる章です。
【第7章】「ゲージツ祭」開催中
飛び去ってしまったセーバル(偽サーバル)を追って、山と海のエリア(ゴコクチホー)にやってきたプレイヤーたち。
ゴコクチホーは多様な生存圏を持つことで、ジャパリパーク内でも非常に多くのアニマルガールが住んでいるエリアである。
そのためなのか、『風も帆もないのに海を自在に進む亡霊船』『隠された海賊の宝』『謎の巨大生物ゴッシー』といった、色々な噂が生まれては消えていく土地でもある。
そんなゴコクチホーは今、ジャパリパーク開園準備イベントであるアニマルガール主催「ゲージツ祭」の真っ最中!
「ゲージツ」のジャンルは問わず、歌にダンスに絵にお芝居にと、アニマルガールによる様々な文化的催しが行われているのだった。

このエリアで最初に出会うことになるクジラ目のイッカクから、プレイヤーたちもゲージツ祭の参加希望者なのだろうと声をかけられる。
サーバルとカラカルが、ネコ仲間のマーゲイからこのイベントの話を聞いたことがあると語ると、イッカクはマーゲイの様子がおかしいので、親しい仲ならば一声かけてやって欲しいという。
はたから見ていても心配になるくらい、元気の無い様子なのだそうだ。
今のところセーバルの手がかりも見つからないこともあり、プレイヤーたちはとりあえずマーゲイの所へと向かうことにする。
【第7章】奪われた台本
マーゲイの姿を見つけたプレイヤー一行。
かなり落ち込んでいる様子で、サーバルやカラカルがいることにも全く気づいていない。
呼びかけると、気もそぞろといった雰囲気で返事をする。
なぜそんなに落ち込んでいるのかと聞くと、ゲージツ祭のために撮ろうとしていた映画の台本をセルリアンに奪われてしまったのだという。

しかも、奪われてしまった台本の内容を全く思い出せない上に、新しいシナリオを書こうにもアイデアがさっぱり思いつかない状態になってしまったというのだ。
前のエリアで会ったタカの症状と似ていることから、ガイドさんはマーゲイもセルリアンに「輝き」を奪われてしまったのではないかと推測する。おそらくは「創作力」という「輝き」を奪われてしまったのだろう。
『にゃぁぁあああ!』と自棄になるマーゲイをなだめ、サーバルは協力して台本を取り戻そうと提案する。
台本を奪ったセルリアンの特徴をたずねると、マーゲイは不思議なことを口にする。
台本を奪っていったのは今までに見たことのないような黒いセルリアンであり、全てにおいて普通ではない雰囲気だったというのだ。

普通ではない、の意味がイマイチ理解できないサーバルたちだったが、とりあえず台本を奪ったセルリアンの手がかりを求めて近辺のアニマルガールたちに聞き込み調査を行うのだった。
【第7章】ゲージツ祭の参加者たち
様々なアニマルガールたちが「ゲージツ」活動をしている。
マーゲイに会いに行く途中で会ったタヌキは習字をしているようだが、何を書いていたかは秘密にされてしまう。
(後でトキが、プレイヤーの名前とその下に「ただたいたたすたき」と書かれた紙を見つける。)
(ちなみにタヌキが習字なのは、タヌキの毛が筆に使われることに由来するようだ。)

聞き込み調査の最中で出会ったユキヒツジは美容師的な活動をしているようで、道行く人の髪型をアレンジする「辻セット」を行っている。
シロサイの髪もユキヒツジの手でいきなりお嬢様風縦ロールにセットされてしまう。

とりあえず、ユキヒツジから黒いセルリアンをハンマーマウンテンと呼ばれる場所で見たという情報を得て、早速プレイヤー一行はその場所へと急行する。
【第7章】フェネックの追及
『よく来たな、なのだー!』
ハンマーマウンテンにたどり着いたプレイヤー一行に浴びせられる例の声!
そこにいたのはアライさん!・・・・・・ではなくて、フェネックだった。

どうも前回のスカイレースの後、アライさんは筋肉痛で完全ダウンしてしまったらしく、今日はフェネック単独で活動しているようだ。
フェネックはセーバル絡みでサーバルの過去に強い興味を持ったらしく、特に以前サーバルが少しだけ口にしたけもの病院に入院していた頃の話を聞きたがる。
フェネックの強い押しに負けて、サーバルは昔の話を少しずつ語り始める。

サーバルはアニマルガールになる前(動物だった頃)に前足を折ってパークのけもの病院に入院していたことがあり、その時に賑やかな「パーク・セントラル」の様子を窓から見ていて、自分もそこでみんなと一緒に遊びたいと強く思っていたらしいのだ。
結局その後、パーク・セントラルに遊びに行く機会が無かったので、サーバルの中でそこは「憧れ」の場所になったのだという。
また、とても一生懸命で優しいスタッフが治療してくれて、そのヒトの言葉がとても印象に残っていること。そのヒトと接したことでヒトのことがもっともっと大好きになったのだ、とサーバルは語る。
フェネックはその話を聞いて、自分も同じ時にけもの病院に入院していて、たぶん動物だったサーバルことも見ていたはずだと言う。
それならなぜ「あの時」のことを覚えていないのか、とフェネックに指摘されて、サーバルは何のことか分からずポカンとしてしまうのだが・・・・・・。
【第7章】カコ博士のこと
サーバルがルルに呼ばれたことで、フェネックの追及は一旦中断となる。
ハンマーマウンテンの頂上付近では、ジャコウウシがとてつもなく長いマフラー(?)を編んでいて、ルルはこれを見に来て!とサーバルを呼んだのだった。

ジャコウウシの情報により、マーゲイの台本を奪った黒いセルリアンは麓のゴマントリバーに移動したらしく、プレイヤー一行は再び山を下りることになる。
・・・・・・
ゴマントリバーではチチュウカイモンクアザラシのモイモイと、ステラーカイギュウのステラが歌の練習をしているのだった。
水音をそのまま歌に変換したかのようなモイモイの神秘的なメロディーに惹かれて、歌好きなトキもつい一緒に歌い出すのだが、ステラに騒音を出して歌の練習を妨害していると思われて、注意されてしまう。


がっかりするトキであったが、マーゲイに「あなたの歌も充分すぎるくらい芸術的よ。ある意味ね」と褒められて(?)、嬉しそうにするのであった。
・・・・・・
ステラ―カイギュウは18世紀に絶滅してしまった海洋哺乳類だが、このジャパリパークでは普通に会うことができ、動物マニアのガイドさんは出会えたことが嬉しくて感涙する。

ガイドさんによると、絶滅動物がパーク内にいるのもサンドスターの奇跡によるものと推測されているらしい。
特に、絶滅動物の研究スタッフであるガイドさんの大先輩「カコ博士」が、絶滅動物とサンドスターの間に何らかの関与をした(?)可能性が高いようだ。
(ガイドさんは「カコ博士の願いが叶った」というような表現をしている)

【第7章】フェネックのさらなる追及
フェネックは再びサーバルをつかまえて、けもの病院の時の話をする。
フェネックが言うには、自分たちが入院していたちょうどその時、パーク・セントラルへのセルリアンの大規模な襲撃があり、セントラルの一区画にあったけもの病院も危機に陥ったと言うのだ。

サーバルはそんな大事件があったはずなのに、全く何も覚えていないことに困惑する。
ここでギンギツネも加わって、「ある体験」をしたことを忘れているのではないかと追及し始める。

そして・・・・・・サーバルは思い出すのだった。

パーク・セントラルが襲撃されたとき、オイナリサマの声を聞いたこと。

その声を聞いて、早く怪我を治してみなんの力になりたい、と強く願った結果、みるみるうちに怪我が治っていって、無事病院から脱出することができたこと。
その後そのまま気絶して、気づいた時には草原エリアに戻っていたこと。

サーバルの話を聞いて、ギンギツネはその現象は「けもハーモニー」と呼ばれるものだと語る。
アニマルガールが持つ特殊な共感能力による「奇跡」。
詳しいことをギンギツネが説明しようとしたちょうどその時・・・トキの凄まじい歌が聞こえてくるのだった!
【第7章】黒いセルリアン
ボールを使ったジャグリングの練習をしているキタオットセイのキタさんに、トキが一生懸命歌を歌って聞かせているのだが、キタさんは全く動じない。
どうやらオットセイの性質に従って、脳を半分休ませながら身体を動かしていることで、トキの声が全く気にならない(意識していない)ようなのだ。あまりに無反応なキタさんの様子に、トキは落胆して歌うのを止める。

よく見ると、眠りながらジャグリングしているキタさんのボールはセルリアンだ。
セルリアンはキタさんのジャグリングを受けて手も足も出ない状況になっている様子。
その様子をじっと見つめる存在が・・・。

今まで見たこともないような真っ黒なセルリアンだ!
黒いセルリアンは他のセルリアンの群ときちんとした隊列を組み、仲間を助けようとするかのような動きを見せる。キタさんに襲いかかるチャンスをうかがっているようだ。
プレイヤーたちはすかさず、黒いセルリアンに攻撃を加えて撃退する。
・・・・・・
逃げて行った黒いセルリアンを追いかけると、今度はイッカクが多数のセルリアンに襲われている!

今までにない動き・・・まるで知性を持っているかのように連携して攻撃してくる黒いセルリアンに、技自慢のイッカクもかなり苦戦している。
そして・・・・・・

背後から黒いセルリアンに襲われたイッカクは、スピアーを奪われてしまう。
黒いセルリアンはそのままイッカクのスピアーを取り込み、異形の姿へと変貌を遂げる。

『あのセルリアン・・・・・・角が生えたセルリアンだからツノセルだね!』
相変わらずヒドいネーミングセンスを発揮するサーバルをよそに、プレイヤーたちはイッカクの大切なスピアーを取り戻すため、黒いセルリアンと対決するのであった。
(※ちなみに、ストーリーのこのあたりからゲーム中のザコ敵として「黒いセルリアン」が出現するようになり、戦闘の難度が一段と上がる。後半戦といった雰囲気に)
【第7章】アドリブでいこう!
黒いセルリアンを撃退して、イッカクのスピアーを取り戻したプレイヤーたち。
イッカクはプレイヤーに礼を言うとともに、先ほどのセルリアンについてひどく驚いていると語る。
スピアーを取り込んで変形したことよりも、連携をとって攻撃を仕掛けてくることが、今までのセルリアンからは考えられない動きなのだと言う。
トキの印象では知性が芽生えたというよりは、『バージョンアップして、より複雑な動作や命令が実行できるようになった』ように見えたという。
(トキはセルリアンのことを無機的な自然現象、あるいは機械とみなす傾向がある)
『あ゛ー!?』
突然聞こえるマーゲイの悲鳴。そこにはボロボロになったマーゲイの台本が落ちていたのだった。
内容を判読するのも難しい状態になっており、マーゲイは酷く落胆する。
今から台本を書き直してもゲージツ祭には間に合わないし、創作意欲もわかないから、もう帰ると言い出すマーゲイ。

いつもの強気な彼女なら、絶対に挫けずに怒りながらでも脚本を書き上げるだろうに、こんなにしおらしいのは彼女らしくない、とカラカルは言う。
おそらく、セルリアンに「輝き」=「創作意欲」を奪われた影響が大きいのだろう。
台本が駄目になったこと以上に、創作意欲を奪われたことが、今後のマーゲイにより悪い影響を与えるかもしれない。
『・・・・・・諦めるには早いよ!』
サーバルは台本の読めるところだけをできるだけ集めて、内容を大体予想すれば、なんとか演技ができるはず、と言う。分からないところや細かいところは、全部アドリブにすればいい!と。
マーゲイは、アドリブは素人には難しいのだと演劇通らしいことを言うが、サーバルはとにかくやってみよう!とマーゲイを強引に撮影準備に連れていく。

イッカクもスピアーを取り戻してくれたお礼に皆の役に立ちたいからと、撮影を手伝ってくれることになった。
プレイヤー一行は早速、映画撮影のためにゴコクチホーのビーチへと向かうのだった。
【第7章】マーゲイの脚本あらすじ
【第7章】撮影準備
ガイドさんは映画の撮影にかなり乗り気で、わざわざ管理センターから撮影用の遊覧船(おそらく外観は帆船)まで借りてきてくれる。(この描写を見る限り、パークガイドの権限はそれなりに大きいことがわかる。)

ガイドさんは映画のカメラ撮影係を務めたいとのこと。
『けものさんたちが愛らしく演技する様をしっかりきっちり余さず漏らさず』フィルムに収めるのだと、熱が入りすぎてマーゲイが引くほどである。
配役やその他の係もマーゲイによって以下のとおりに決められる。
●主役(海賊の娘):サーバル
●海賊の娘の部下:ルルとギンギツネ
(ギンギツネは役者の頭数に入れられていることに不満な様子)
●海賊の娘を助ける人魚:イルカたち
●敵対するライバル海賊:カラカル
●ライバル海賊の部下:トキとシロサイ
●アドバイザー:イッカク
●裏方:プレイヤー
●カメラ:ガイドさん
●監督:マーゲイ
一緒にいたはずのフェネックはいつの間にか姿を消している。
もし自分だけが映画に出てしまったら、アライさんが悔しがるだろうからと、出演を見送ったようだ。
・・・・・・
ガイドさんだけでなく、トキもかなり熱意を見せている。
『最高のミージカル映画にするわ』と抱負を語るトキに対して、マーゲイが『トキの歌禁止』を厳命する。


自分が歌うことが「ホラー映画」と言われてショックを受けるトキ。
(でも常にポジティブな彼女は挫けないのだ)
・・・・・・
イッカクがさらなるキャストとして、イルカ仲間を連れてきてくれる。
時速70kmの超スピード泳法が自慢のバンドウイルカのドルカ。(左)
ジャンプの得意なマイルカのマルカ。(右)
イルカトリオのまとめ役、反響音による偵察が得意なシナウスイロイルカのナルカ(中央)である。

彼女たちは、主役の海賊の娘を助ける「お助け人魚」役を担当することになる。
【第7章】撮影開始!
撮影は何度かセルリアンの乱入のハプニングがありつつも予想以上に盛り上がり、マーゲイも意外とイケるかもしれないと、監督・指導にも熱が入り始める。
ところが、海賊の娘「キャプテン・サーバル」とライバル海賊「キャプテン・カラカル」が剣を交えるシーンで、カラカル本来の“サーバルをイジメたい気持ち”が出てしまい、サーバルが勝つはずのシーンなのに逆にサーバルを追い詰めてしまう!

イルカたちのアドリブ(カラカルの船にいやがらせの落書きをする)のおかげでどうにか「キャプテン・カラカル敗北」の流れに持っていき、アドリブならではの駆け引きが繰り広げられる中・・・・・・。
帆も無いのに潮流に逆らって動く不気味な船が近づいてくる!
ガイドさんやマーゲイが用意した船ではなく、どうもこれは噂の亡霊船(本物)のようだ。
『撮影どころじゃない』と口にするマーゲイに対し、『実際の亡霊船で撮影するチャンスだよ!』ととにかくポジティブ思考なサーバルに従って、プレイヤーたちは亡霊船に接舷して乗り込むのだった。
【第7章】亡霊船のセーバル
乗り込んだ亡霊船には、たくさんの黒いセルリアンと・・・・・・。

セーバルの姿が・・・!

セーバルの様子は穏やかで、黒いセルリアンたちも襲い掛かってくる様子はない。
この亡霊船のセルリアンはセーバルの支配下にあるようで、一定の規則に従って動いているように見える。
セーバルが言うには「海賊ごっこ」をしているらしい。
その「海賊ごっこ」の動きは明らかにマーゲイの台本に沿っていて、どうやらマーゲイから奪った台本の内容をセーバルがコピーして、遊びの題材として使っているようだ。
台本の内容に沿って統率が取れた動きをするセーバルとセルリアンたちを見て、むしろプレイヤーたちよりもセルリアンの方がよい動きをしていると判断したマーゲイは、なんとセーバルに撮影に協力しろと言い出す!

マーゲイはいい映画を撮るためならセルリアンだろうが何だろうが一切偏見をもたず、最大限に活用するタイプなのだ!
セーバルも『映画、出たい・・・』と快諾する様子を見せ、ここに、世界初のアニマルガールとセルリアンの競演映画の製作が開始されたのだった・・・!
【第7章】マーゲイが練り直した新シナリオ

サーバル迫真の演技!
そしてセーバルも「操られている」という演技(?)はなかなかお手の物である。
「キャプテン・カラカル」以上に「キャプテン・セーバル」の手下である黒いセルリアンがやたら手強いため、負けそうになるサーバル海賊団だったが、アドリブで助太刀に入ったイッカクのおかげで上手く予定通り「キャプテン・セーバルを追い詰める」シナリオへと持っていく。



感動のクライマックス!
サーバルとセーバルの演技はマーゲイの満足のいくものだったらしく、撮影中につい声を上げてしまうほどだった。
彼女はもうすっかり、セルリアンに奪われていた創作意欲を取り戻したようだ。
マーゲイが皆にお礼を言い、充実した雰囲気が漂う中、セーバルの様子が急変する・・・!
【第7章】女王の声

セルリアンの女王(?)の声が聞こえると言って、セーバルが突然苦しみだす!
セーバルに従っていた亡霊船の黒いセルリアンも急に制御が効かなくなり、プレイヤーたちに明確な敵意を示し始める!
「セルリアンの女王」なる存在が、セーバルも含めた付近のセルリアン全てを支配下に置こうとしているようだ。
そんな中、セーバルは『サーバルたち、傷つけたく、ない・・・・・・!』と必死に抵抗する。
そして・・・・・!

ついに女王の支配をはねのけたかに見えたセーバル!
しかし、それを見越したかのように突如出現した巨大な海洋性セルリアンに、そのまま呑み込まれてしまう!

ガイドさんの解析では、まだ巨大セルリアンの内部にセーバルの反応があるので、倒せば助け出せるかもしれないという。
サーバルとプレイヤーはセーバルを救うため、巨大セルリアンと対峙するのであった・・・!
【第7章】マーゲイとの約束。そしてリウキウチホーへ
力尽きた巨大セルリアンは、倒れる間際に口からセーバルをものすごい勢いで吐き出す!

手を振っているので身体は大丈夫なのだろうが、セーバルとサーバルは再び別れ別れになってしまった。
セーバルが飛んで行った先はリウキウチホー。本格海エリアとして知られる場所だ。
イッカクとイルカたちはリウキウチホーの海に行ってみたいので、そこまでプレイヤーについて行くという。
・・・・・・
結局、マーゲイの映画はラストシーンを収録できないままとなってしまった。
マーゲイは、ゲージツ祭には間に合わなくなってしまったが、映画自体の公開はいつでもできるので構わないと言う。

最高の作品として完成させると宣言するマーゲイに対して、サーバルは『完成したら、すぐに観に行くよ!』と固く約束するのだった。

萌え ブログランキングへ
その1はこちら その2はこちら その3はこちら
その4はこちら その5はこちら その6はこちら
その7はこちら その8はこちら その9はこちら
その10はこちら
※メインストーリー全10章のうちの第7章となります。
かつてパークで起きた重大な事件を、なぜかすっかり忘れているサーバル。
これまでのものとは全く異質な黒いセルリアンの出現。
そして、アプリ版ストーリーの鍵を握る、ガイド(ミライ)さんの先輩「カコ博士」のこと。
物語の転機となる章です。
【第7章】「ゲージツ祭」開催中
飛び去ってしまったセーバル(偽サーバル)を追って、山と海のエリア(ゴコクチホー)にやってきたプレイヤーたち。
ゴコクチホーは多様な生存圏を持つことで、ジャパリパーク内でも非常に多くのアニマルガールが住んでいるエリアである。
そのためなのか、『風も帆もないのに海を自在に進む亡霊船』『隠された海賊の宝』『謎の巨大生物ゴッシー』といった、色々な噂が生まれては消えていく土地でもある。
そんなゴコクチホーは今、ジャパリパーク開園準備イベントであるアニマルガール主催「ゲージツ祭」の真っ最中!
「ゲージツ」のジャンルは問わず、歌にダンスに絵にお芝居にと、アニマルガールによる様々な文化的催しが行われているのだった。

このエリアで最初に出会うことになるクジラ目のイッカクから、プレイヤーたちもゲージツ祭の参加希望者なのだろうと声をかけられる。
サーバルとカラカルが、ネコ仲間のマーゲイからこのイベントの話を聞いたことがあると語ると、イッカクはマーゲイの様子がおかしいので、親しい仲ならば一声かけてやって欲しいという。
はたから見ていても心配になるくらい、元気の無い様子なのだそうだ。
今のところセーバルの手がかりも見つからないこともあり、プレイヤーたちはとりあえずマーゲイの所へと向かうことにする。
【第7章】奪われた台本
マーゲイの姿を見つけたプレイヤー一行。
かなり落ち込んでいる様子で、サーバルやカラカルがいることにも全く気づいていない。
呼びかけると、気もそぞろといった雰囲気で返事をする。
なぜそんなに落ち込んでいるのかと聞くと、ゲージツ祭のために撮ろうとしていた映画の台本をセルリアンに奪われてしまったのだという。

しかも、奪われてしまった台本の内容を全く思い出せない上に、新しいシナリオを書こうにもアイデアがさっぱり思いつかない状態になってしまったというのだ。
前のエリアで会ったタカの症状と似ていることから、ガイドさんはマーゲイもセルリアンに「輝き」を奪われてしまったのではないかと推測する。おそらくは「創作力」という「輝き」を奪われてしまったのだろう。
『にゃぁぁあああ!』と自棄になるマーゲイをなだめ、サーバルは協力して台本を取り戻そうと提案する。
台本を奪ったセルリアンの特徴をたずねると、マーゲイは不思議なことを口にする。
台本を奪っていったのは今までに見たことのないような黒いセルリアンであり、全てにおいて普通ではない雰囲気だったというのだ。

普通ではない、の意味がイマイチ理解できないサーバルたちだったが、とりあえず台本を奪ったセルリアンの手がかりを求めて近辺のアニマルガールたちに聞き込み調査を行うのだった。
【第7章】ゲージツ祭の参加者たち
様々なアニマルガールたちが「ゲージツ」活動をしている。
マーゲイに会いに行く途中で会ったタヌキは習字をしているようだが、何を書いていたかは秘密にされてしまう。
(後でトキが、プレイヤーの名前とその下に「ただたいたたすたき」と書かれた紙を見つける。)
(ちなみにタヌキが習字なのは、タヌキの毛が筆に使われることに由来するようだ。)

聞き込み調査の最中で出会ったユキヒツジは美容師的な活動をしているようで、道行く人の髪型をアレンジする「辻セット」を行っている。
シロサイの髪もユキヒツジの手でいきなりお嬢様風縦ロールにセットされてしまう。

とりあえず、ユキヒツジから黒いセルリアンをハンマーマウンテンと呼ばれる場所で見たという情報を得て、早速プレイヤー一行はその場所へと急行する。
【第7章】フェネックの追及
『よく来たな、なのだー!』
ハンマーマウンテンにたどり着いたプレイヤー一行に浴びせられる例の声!
そこにいたのはアライさん!・・・・・・ではなくて、フェネックだった。

どうも前回のスカイレースの後、アライさんは筋肉痛で完全ダウンしてしまったらしく、今日はフェネック単独で活動しているようだ。
フェネックはセーバル絡みでサーバルの過去に強い興味を持ったらしく、特に以前サーバルが少しだけ口にしたけもの病院に入院していた頃の話を聞きたがる。
フェネックの強い押しに負けて、サーバルは昔の話を少しずつ語り始める。

サーバルはアニマルガールになる前(動物だった頃)に前足を折ってパークのけもの病院に入院していたことがあり、その時に賑やかな「パーク・セントラル」の様子を窓から見ていて、自分もそこでみんなと一緒に遊びたいと強く思っていたらしいのだ。
結局その後、パーク・セントラルに遊びに行く機会が無かったので、サーバルの中でそこは「憧れ」の場所になったのだという。
また、とても一生懸命で優しいスタッフが治療してくれて、そのヒトの言葉がとても印象に残っていること。そのヒトと接したことでヒトのことがもっともっと大好きになったのだ、とサーバルは語る。
フェネックはその話を聞いて、自分も同じ時にけもの病院に入院していて、たぶん動物だったサーバルことも見ていたはずだと言う。
それならなぜ「あの時」のことを覚えていないのか、とフェネックに指摘されて、サーバルは何のことか分からずポカンとしてしまうのだが・・・・・・。
【第7章】カコ博士のこと
サーバルがルルに呼ばれたことで、フェネックの追及は一旦中断となる。
ハンマーマウンテンの頂上付近では、ジャコウウシがとてつもなく長いマフラー(?)を編んでいて、ルルはこれを見に来て!とサーバルを呼んだのだった。

ジャコウウシの情報により、マーゲイの台本を奪った黒いセルリアンは麓のゴマントリバーに移動したらしく、プレイヤー一行は再び山を下りることになる。
・・・・・・
ゴマントリバーではチチュウカイモンクアザラシのモイモイと、ステラーカイギュウのステラが歌の練習をしているのだった。
水音をそのまま歌に変換したかのようなモイモイの神秘的なメロディーに惹かれて、歌好きなトキもつい一緒に歌い出すのだが、ステラに騒音を出して歌の練習を妨害していると思われて、注意されてしまう。


がっかりするトキであったが、マーゲイに「あなたの歌も充分すぎるくらい芸術的よ。ある意味ね」と褒められて(?)、嬉しそうにするのであった。
・・・・・・
ステラ―カイギュウは18世紀に絶滅してしまった海洋哺乳類だが、このジャパリパークでは普通に会うことができ、動物マニアのガイドさんは出会えたことが嬉しくて感涙する。

ガイドさんによると、絶滅動物がパーク内にいるのもサンドスターの奇跡によるものと推測されているらしい。
特に、絶滅動物の研究スタッフであるガイドさんの大先輩「カコ博士」が、絶滅動物とサンドスターの間に何らかの関与をした(?)可能性が高いようだ。
(ガイドさんは「カコ博士の願いが叶った」というような表現をしている)

【第7章】フェネックのさらなる追及
フェネックは再びサーバルをつかまえて、けもの病院の時の話をする。
フェネックが言うには、自分たちが入院していたちょうどその時、パーク・セントラルへのセルリアンの大規模な襲撃があり、セントラルの一区画にあったけもの病院も危機に陥ったと言うのだ。

サーバルはそんな大事件があったはずなのに、全く何も覚えていないことに困惑する。
ここでギンギツネも加わって、「ある体験」をしたことを忘れているのではないかと追及し始める。

そして・・・・・・サーバルは思い出すのだった。

パーク・セントラルが襲撃されたとき、オイナリサマの声を聞いたこと。

その声を聞いて、早く怪我を治してみなんの力になりたい、と強く願った結果、みるみるうちに怪我が治っていって、無事病院から脱出することができたこと。
その後そのまま気絶して、気づいた時には草原エリアに戻っていたこと。

サーバルの話を聞いて、ギンギツネはその現象は「けもハーモニー」と呼ばれるものだと語る。
アニマルガールが持つ特殊な共感能力による「奇跡」。
詳しいことをギンギツネが説明しようとしたちょうどその時・・・トキの凄まじい歌が聞こえてくるのだった!
【第7章】黒いセルリアン
ボールを使ったジャグリングの練習をしているキタオットセイのキタさんに、トキが一生懸命歌を歌って聞かせているのだが、キタさんは全く動じない。
どうやらオットセイの性質に従って、脳を半分休ませながら身体を動かしていることで、トキの声が全く気にならない(意識していない)ようなのだ。あまりに無反応なキタさんの様子に、トキは落胆して歌うのを止める。

よく見ると、眠りながらジャグリングしているキタさんのボールはセルリアンだ。
セルリアンはキタさんのジャグリングを受けて手も足も出ない状況になっている様子。
その様子をじっと見つめる存在が・・・。

今まで見たこともないような真っ黒なセルリアンだ!
黒いセルリアンは他のセルリアンの群ときちんとした隊列を組み、仲間を助けようとするかのような動きを見せる。キタさんに襲いかかるチャンスをうかがっているようだ。
プレイヤーたちはすかさず、黒いセルリアンに攻撃を加えて撃退する。
・・・・・・
逃げて行った黒いセルリアンを追いかけると、今度はイッカクが多数のセルリアンに襲われている!

今までにない動き・・・まるで知性を持っているかのように連携して攻撃してくる黒いセルリアンに、技自慢のイッカクもかなり苦戦している。
そして・・・・・・

背後から黒いセルリアンに襲われたイッカクは、スピアーを奪われてしまう。
黒いセルリアンはそのままイッカクのスピアーを取り込み、異形の姿へと変貌を遂げる。

『あのセルリアン・・・・・・角が生えたセルリアンだからツノセルだね!』
相変わらずヒドいネーミングセンスを発揮するサーバルをよそに、プレイヤーたちはイッカクの大切なスピアーを取り戻すため、黒いセルリアンと対決するのであった。
(※ちなみに、ストーリーのこのあたりからゲーム中のザコ敵として「黒いセルリアン」が出現するようになり、戦闘の難度が一段と上がる。後半戦といった雰囲気に)
【第7章】アドリブでいこう!
黒いセルリアンを撃退して、イッカクのスピアーを取り戻したプレイヤーたち。
イッカクはプレイヤーに礼を言うとともに、先ほどのセルリアンについてひどく驚いていると語る。
スピアーを取り込んで変形したことよりも、連携をとって攻撃を仕掛けてくることが、今までのセルリアンからは考えられない動きなのだと言う。
トキの印象では知性が芽生えたというよりは、『バージョンアップして、より複雑な動作や命令が実行できるようになった』ように見えたという。
(トキはセルリアンのことを無機的な自然現象、あるいは機械とみなす傾向がある)
『あ゛ー!?』
突然聞こえるマーゲイの悲鳴。そこにはボロボロになったマーゲイの台本が落ちていたのだった。
内容を判読するのも難しい状態になっており、マーゲイは酷く落胆する。
今から台本を書き直してもゲージツ祭には間に合わないし、創作意欲もわかないから、もう帰ると言い出すマーゲイ。

いつもの強気な彼女なら、絶対に挫けずに怒りながらでも脚本を書き上げるだろうに、こんなにしおらしいのは彼女らしくない、とカラカルは言う。
おそらく、セルリアンに「輝き」=「創作意欲」を奪われた影響が大きいのだろう。
台本が駄目になったこと以上に、創作意欲を奪われたことが、今後のマーゲイにより悪い影響を与えるかもしれない。
『・・・・・・諦めるには早いよ!』
サーバルは台本の読めるところだけをできるだけ集めて、内容を大体予想すれば、なんとか演技ができるはず、と言う。分からないところや細かいところは、全部アドリブにすればいい!と。
マーゲイは、アドリブは素人には難しいのだと演劇通らしいことを言うが、サーバルはとにかくやってみよう!とマーゲイを強引に撮影準備に連れていく。

イッカクもスピアーを取り戻してくれたお礼に皆の役に立ちたいからと、撮影を手伝ってくれることになった。
プレイヤー一行は早速、映画撮影のためにゴコクチホーのビーチへと向かうのだった。
【第7章】マーゲイの脚本あらすじ
主人公はとある大海賊の娘。
娘は「亡霊船のお宝」を求めて、他の海賊や海軍とドンパチを繰り広げる!
アクション、アドベンチャー、そしてロマンに満ちた一大巨編!
【第7章】撮影準備
ガイドさんは映画の撮影にかなり乗り気で、わざわざ管理センターから撮影用の遊覧船(おそらく外観は帆船)まで借りてきてくれる。(この描写を見る限り、パークガイドの権限はそれなりに大きいことがわかる。)

ガイドさんは映画のカメラ撮影係を務めたいとのこと。
『けものさんたちが愛らしく演技する様をしっかりきっちり余さず漏らさず』フィルムに収めるのだと、熱が入りすぎてマーゲイが引くほどである。
配役やその他の係もマーゲイによって以下のとおりに決められる。
●主役(海賊の娘):サーバル
●海賊の娘の部下:ルルとギンギツネ
(ギンギツネは役者の頭数に入れられていることに不満な様子)
●海賊の娘を助ける人魚:イルカたち
●敵対するライバル海賊:カラカル
●ライバル海賊の部下:トキとシロサイ
●アドバイザー:イッカク
●裏方:プレイヤー
●カメラ:ガイドさん
●監督:マーゲイ
一緒にいたはずのフェネックはいつの間にか姿を消している。
もし自分だけが映画に出てしまったら、アライさんが悔しがるだろうからと、出演を見送ったようだ。
・・・・・・
ガイドさんだけでなく、トキもかなり熱意を見せている。
『最高のミージカル映画にするわ』と抱負を語るトキに対して、マーゲイが『トキの歌禁止』を厳命する。


自分が歌うことが「ホラー映画」と言われてショックを受けるトキ。
(でも常にポジティブな彼女は挫けないのだ)
・・・・・・
イッカクがさらなるキャストとして、イルカ仲間を連れてきてくれる。
時速70kmの超スピード泳法が自慢のバンドウイルカのドルカ。(左)
ジャンプの得意なマイルカのマルカ。(右)
イルカトリオのまとめ役、反響音による偵察が得意なシナウスイロイルカのナルカ(中央)である。

彼女たちは、主役の海賊の娘を助ける「お助け人魚」役を担当することになる。
【第7章】撮影開始!
撮影は何度かセルリアンの乱入のハプニングがありつつも予想以上に盛り上がり、マーゲイも意外とイケるかもしれないと、監督・指導にも熱が入り始める。
ところが、海賊の娘「キャプテン・サーバル」とライバル海賊「キャプテン・カラカル」が剣を交えるシーンで、カラカル本来の“サーバルをイジメたい気持ち”が出てしまい、サーバルが勝つはずのシーンなのに逆にサーバルを追い詰めてしまう!

イルカたちのアドリブ(カラカルの船にいやがらせの落書きをする)のおかげでどうにか「キャプテン・カラカル敗北」の流れに持っていき、アドリブならではの駆け引きが繰り広げられる中・・・・・・。
帆も無いのに潮流に逆らって動く不気味な船が近づいてくる!
ガイドさんやマーゲイが用意した船ではなく、どうもこれは噂の亡霊船(本物)のようだ。
『撮影どころじゃない』と口にするマーゲイに対し、『実際の亡霊船で撮影するチャンスだよ!』ととにかくポジティブ思考なサーバルに従って、プレイヤーたちは亡霊船に接舷して乗り込むのだった。
【第7章】亡霊船のセーバル
乗り込んだ亡霊船には、たくさんの黒いセルリアンと・・・・・・。

セーバルの姿が・・・!

セーバルの様子は穏やかで、黒いセルリアンたちも襲い掛かってくる様子はない。
この亡霊船のセルリアンはセーバルの支配下にあるようで、一定の規則に従って動いているように見える。
セーバルが言うには「海賊ごっこ」をしているらしい。
その「海賊ごっこ」の動きは明らかにマーゲイの台本に沿っていて、どうやらマーゲイから奪った台本の内容をセーバルがコピーして、遊びの題材として使っているようだ。
台本の内容に沿って統率が取れた動きをするセーバルとセルリアンたちを見て、むしろプレイヤーたちよりもセルリアンの方がよい動きをしていると判断したマーゲイは、なんとセーバルに撮影に協力しろと言い出す!

マーゲイはいい映画を撮るためならセルリアンだろうが何だろうが一切偏見をもたず、最大限に活用するタイプなのだ!
セーバルも『映画、出たい・・・』と快諾する様子を見せ、ここに、世界初のアニマルガールとセルリアンの競演映画の製作が開始されたのだった・・・!
【第7章】マーゲイが練り直した新シナリオ
ようやく亡霊船を発見した大海賊の娘「キャプテン・サーバル」。
しかし、亡霊船に乗り込んだサーバルの前に現れたのは、かつての親友、セーバルだった!
セーバルは操られて、亡霊船の財宝の守護者にさせられていたのだ。
サーバルは親友に必死に呼びかける!

サーバル迫真の演技!
そしてセーバルも「操られている」という演技(?)はなかなかお手の物である。
「キャプテン・カラカル」以上に「キャプテン・セーバル」の手下である黒いセルリアンがやたら手強いため、負けそうになるサーバル海賊団だったが、アドリブで助太刀に入ったイッカクのおかげで上手く予定通り「キャプテン・セーバルを追い詰める」シナリオへと持っていく。

キャプテン・サーバルの必死の攻撃に徐々に押され、ついに膝をつくセーバル。
サーバルはセーバルを正気に戻そうと、思い切り峰打ちをする!
抵抗する力を完全に失ったセーバル。
サーバルが呼びかけると、セーバルは昔と同じ“トモダチ”としての言葉を返してくれる。
サーバルは正気を取り戻したセーバルを連れて、亡霊船を脱出する・・・!
【ラストシーンへ】


感動のクライマックス!
サーバルとセーバルの演技はマーゲイの満足のいくものだったらしく、撮影中につい声を上げてしまうほどだった。
彼女はもうすっかり、セルリアンに奪われていた創作意欲を取り戻したようだ。
マーゲイが皆にお礼を言い、充実した雰囲気が漂う中、セーバルの様子が急変する・・・!
【第7章】女王の声

セルリアンの女王(?)の声が聞こえると言って、セーバルが突然苦しみだす!
セーバルに従っていた亡霊船の黒いセルリアンも急に制御が効かなくなり、プレイヤーたちに明確な敵意を示し始める!
「セルリアンの女王」なる存在が、セーバルも含めた付近のセルリアン全てを支配下に置こうとしているようだ。
そんな中、セーバルは『サーバルたち、傷つけたく、ない・・・・・・!』と必死に抵抗する。
そして・・・・・!

ついに女王の支配をはねのけたかに見えたセーバル!
しかし、それを見越したかのように突如出現した巨大な海洋性セルリアンに、そのまま呑み込まれてしまう!

ガイドさんの解析では、まだ巨大セルリアンの内部にセーバルの反応があるので、倒せば助け出せるかもしれないという。
サーバルとプレイヤーはセーバルを救うため、巨大セルリアンと対峙するのであった・・・!
【第7章】マーゲイとの約束。そしてリウキウチホーへ
力尽きた巨大セルリアンは、倒れる間際に口からセーバルをものすごい勢いで吐き出す!

手を振っているので身体は大丈夫なのだろうが、セーバルとサーバルは再び別れ別れになってしまった。
セーバルが飛んで行った先はリウキウチホー。本格海エリアとして知られる場所だ。
イッカクとイルカたちはリウキウチホーの海に行ってみたいので、そこまでプレイヤーについて行くという。
・・・・・・
結局、マーゲイの映画はラストシーンを収録できないままとなってしまった。
マーゲイは、ゲージツ祭には間に合わなくなってしまったが、映画自体の公開はいつでもできるので構わないと言う。

最高の作品として完成させると宣言するマーゲイに対して、サーバルは『完成したら、すぐに観に行くよ!』と固く約束するのだった。

萌え ブログランキングへ
コメントありがとうございます。
ぜったい再開or再発売する価値はあると思うのですが・・・。
BD付ガイドブックの売り上げや、夏の新アプリの展開次第ではそのあたりにも動きがありそうな気がしますので、今後もけものフレンズプロジェクトを盛り上げていきたいですね!