猫型知的生命体「フェーレス」が暮らす惑星「ウルタール」を舞台に、人型兵器「ロボニャー」を駆って戦う猫たちの物語がつづられます!

猫耳ロボットSF『ウルタールの憂鬱』の2巻目が1月27日より発売中です!

惑星ウルタールに住む、猫によく似た人型生物「フェーレス」は、ある時より襲来した異形の存在「アーデル」により存亡の危機に立たされています。

巨大な体躯を持ち、直接的にフェーレスたちを「捕食」するアーデルに対抗するため、フェーレスたちは世界軍事組織「CAT(CHARGE OF ALL TERRITORY)」を結成し、巨大人型兵器「ロボニャー」による反撃を開始しました!

アーデルは強力な敵とはいえ、獣や虫のように行き当たりばったりの行動をとるため、フェーレスたちの組織的な反撃でこのまま駆逐できそう・・・・・・と思われていた矢先、一部のアーデルに不可解な動きが!

フェーレスたちの爆弾を確保して自爆しようとしたり、明確にCATの基地を狙った攻撃をしてきたり、さらには小さな偵察型と思われるアーデルが出現したりと・・・・・・。

知性ある戦略行動を見せ始めたアーデルに対し、ロボニャーのパイロットである三人のフェーレス――ボケボケ主人公猫娘ミケ・ランジェーヌ・ノーラに、温和な眼鏡猫娘ソマリ・コーシカ、小柄で生真面目な軍人猫スコティッシュ・ガタ――は、水に空に地に山にと、ウルタールの各地で大乱戦を繰り広げます!

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『ドキュメント「エイボン」』とか、頭と尻尾が両方とも触手になっているような異形の怪獣とか、クトゥルー神話っぽい要素が増えてきました。

かなりバトル!バトル!バトル!な作品ですが、合間合間に出てくるフェーレスたちの可愛らしさや、ネコをモチーフにしたネコネコしいメカの数々とか、ネコミミスキーな方にもオススメです。

1巻の記事
で、「人類が滅びた後に、知性を持った猫耳種族が文明を持った世界なのかもしれない」と書いたのですが、本当にそうなのかもしれない展開になってきているので、SF的に興味のある人も一読をオススメしますよ!




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