ゲームの世界に入ったり! 凄いチートで無双したり!・・・・・・はしないけれど、逆にそれがすごく新鮮な日常系MMORPG四コマ漫画『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』の3巻目が12月27日より発売中です!

ちまっこいけど元気な女子高生・牧野夢子は、行方不明になった「お姉ちゃん」を探すため、「お姉ちゃん」が参加しているかもしれないMMORPG『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』のプレイを続けています。

ぶっきらぼうな初心者プレイヤー「キャロライン」を中心に、「キャロライン親衛隊」なるギルドを立ち上げた夢子たち。
水着装備ボーナスを得るためにみんなで海辺エリアへ向かったり、初のGv(ギルド戦)イベントに参加したりと、ゲーム中の新たなイベントを色々と試しています。

その一方で、キャロラインの中の人=佐藤赤音は『ビビモン』のグッズが欲しくて、初めて隣町のアニメショップまでお出かけしたり・・・。
夢子は『ビビモン』がきっかけで仲良くなったクラスメートの中村あずきと夏祭りに行ったりと、リアルでも新しい体験を積み重ねていくのでした。

「お姉ちゃん」の手掛かりはまだ見つかりませんが、確実にみんなの世界観は広がっています。

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今回も、リアルとオンラインゲームの両面における日常を丁寧に描いている本作。
ゲームチート物や、ゲーム的異世界転生物が盛んなここ最近、こういう「ごく普通」のゲーム体験を描いている作品は本当に貴重です。

ひと昔前(2000年代ごろ)は、こういうタイプの漫画多かったような気もするのですが。
ガチなひと昔前のギャルゲ的展開をやっている『ピリオドからはじまる魔導機書』と同じで、ひと昔前のスタンダードをあえて今やることで、独特の立ち位置を確立している作品といえそうです。


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「キャロライン親衛隊」ギルドのメンバーは、夢子のキャラ(=ボン・キュ・ボン)が狼耳、赤音のキャラ(=キャロライン)がウサギ耳、千恵理のキャラ(=チェリム)がタヌキ耳と、やたらケモミミ率が高いのですが・・・・。
Gvイベントを仕切っているGM(ゲームマスター)もまた、ケモミミ付きだったりします。

「にゃ~ん」という口調で垂れ耳なので、スコティッシュフォールド系の猫耳なのかな、と思ったのですが、尻尾の形がなんかスコ猫と違う気が・・・。もしかしたら犬耳なのかな?
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『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』3巻P86(キキ/芳文社)







最近、狼なのに語尾が「ニャー」というキャラがいたりしましたので、にゃあにゃあ言っていても猫だとは限らないわけで、、、複雑な世の中です。



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