霊を物理的にぶん殴れる青年霊能者・冬空コガラシと、元温泉旅館「ゆらぎ荘」にとり憑いた女子高生地縛霊・湯ノ花幽奈、そして二人を取り巻く妖怪憑き&妖そのものな女子たちが織りなす、いろいろとえっちぃラブコメディ『ゆらぎ荘の幽奈さん』の4巻目が12月2日より発売中です!

今回の表紙は猫神憑きのマイペース少女・夜々なのですが、実は4巻での出番は少なめ。
第27話『期末テストと狭霧さん』で、勉強中のコガラシにちょっかいをかけまくる呑子や朧、そしてなぜか惚れ薬を飲まされて変になってしまう狭霧を横目に、もくもくと勉強している姿が4巻では一番印象に残るでしょうか。

彼女の代わりに目立つケモミミさんが、化け狸の少女・信楽こゆず。
第31話『宮崎親子とこゆず』では、ほぼ主役として活躍します。

※ ※ ※

化け狸にとってケモミミと尻尾は変化で消すものであって、それが消せないことは未熟な証拠だからと、自分のケモミミ尻尾があまり好きではないこゆず。

でも、宮崎親子はもふもふできるケモミミ尻尾はこゆずの重要なチャームポイントだと思っていて、家に泊まりに来たこゆずをもふりまくります。

千紗希に尻尾にドライヤーをかけてもらって喜んでいる様子を見ると、こゆずは本当に自分のケモミミ尻尾が嫌いなわけではなく、大人になれないことの焦りが「嫌い」という感情につながっているだけのように思えます。
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『ゆらぎ荘の幽奈さん』4巻P119(ミウラタダヒロ/集英社)














ちなみに尻尾にドライヤーをかける、というのは何気ない描写ですが、もふもふな大きな尻尾を持ったケモミミさんがお風呂に入った後のことを考えるときっと必要になる手入れです(髪の毛と同じかそれ以上の毛が尻尾に集中しているわけですから)。

ケモミミキャラのお風呂シーンを描く上で参考になる描写かと思います。



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