廃校舎に迷い込んだら、そこに住みついている謎の少女に人形にされてしまった!?
人形に魂を吹き込む能力を持つ、病弱ぼっち少女ヒメリと、彼女に人形にされてしまったごく普通の少女ちさと、そしてヒメリの「友達」である人形たちが繰り広げるファンタジックな日々を描く四コマ漫画『廃校ドールズ』の単行本2巻(完結)が10月27日より発売中です!
廃校舎に幽閉されている謎の少女ヒメリから「友達になるおまじない」を受けたことで、人形にされてしまったちさと。
ぼっち少女ヒメリにとっての「友達」とは魂を吹き込まれた様々な人形のことであり、ちさとも「友達」としてヒメリの人形のうちの一体にされてしまったのでした。
「ローカ・パサージュ」と呼ばれる廃校舎に作られた人形の街で様々な人形と過ごしながら、少し性格がいびつになってしまっているヒメリを「本当の友達」としてより良く導いていこうと努めるちさと。
そんな中、ちさとの身体に重大な変化があらわれるのですが・・・・・・!
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2巻になってから、登場する人形の種類がだいぶ増えてきました。
子供用ブランド人形のベルとラリエッタ。
ロシア人形(マトリョーシカ)のタチアナ。
藁人形の納豆屋さん。
ちさとの鞄のストラップ人形・「名無し」のナナ。
そして骨格標本のリーさん。
前の巻の時は気づかなかったのですが、本作は世界中の様々な「人形」をキャラクター化する意図があったみたいですね。
巻末に付属した設定資料では、雛人形や菊人形のキャラクターも構想されていたようです。
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2巻のケモミミキャラクターとしては、視聴覚室を管轄するイヌミミ娘「カクちゃん」が登場します。先に登場したネコミミの工作室長「コーさん」と同じく、元は美術用のデッサン人形だったとのこと。
デッサン人形という種族(?)のキャラが、どちらもケモミミ付きで描かれているのが面白いです。
『廃校ドールズ』2巻P61(君と子音/芳文社)
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