狐っ娘の仲居たちが働く、不思議な温泉宿の日々を描く、「きつねかわいい」を体現した漫画『このはな綺譚』の単行本4巻目が10月24日より発売中!

4巻の収録は全5編。
中でも重要なのは、しっかり者の仲居頭・桐が宿にやってきたばかりの頃を描く『此花亭慕情―其の壱―』の話。何もかも自分一人でやろうとしすぎて仕事が上手く回らなくなってきた桐と、経験豊富な旅の芸者・八重の馴れ初めが描かれます。じんわり感動する話なのですが、百合ちっくな描写もところどころに。

仲居の狐っ娘六人の雑魚寝姿と、各人それぞれの夢が描かれる『夏の夜の夢』もどことなく百合百合な雰囲気が漂っています。

あまり直接的な描写になることなく、さりげなく関係性が描かれる、そのバランスが絶妙ですね。

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本作のメインはもちろん狐なのですが、4巻では他にもケモミミキャラが登場します。

猫屋敷のおばあさんが彼岸に行くまでを描く話『縁』では猫耳っ子と犬耳少年が。
巻頭を飾る作品『雨宿り』では、喫茶店『満月』に勤めるウェイトレスの兎耳お姉さんが登場します。
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『このはな綺譚』4巻P5(天乃咲哉/幻冬舎)



 






どぎまぎして騒がしい柚に対して、常に表情が変わらず、無口すぎてちょっと冷たい印象もあるお姉さんです。

猫耳娘はよく無表情系のキャラとして描かれますが、兎耳娘もそういうキャラがわりと多く見られる傾向があります。
猫も兎も、犬に比べると顔の表情筋が少ないせいで表情に乏しく感じる動物だったりしますので、そういうリアル動物としての特徴がキャラクター付けに反映されている部分がありそうです。



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