永遠の14歳である吸血鬼のお姫様・リデルが「人間になる方法=大人になる方法」を求めて人間界にやってきて大騒動を引き起こす、ファンタジー・四コマコメディ『リトル・リトル・アリス』が9月27日より発売中です!

主人公のリデルはヴァンパイアのお姫様。

早く大人になって、本やテレビ(!)に出てくるような冒険をしてみたいと思っているのですが、ヴァンパイアの女性は14歳で成長が止まってしまうので、そもそも大人になることができません。

そこでリデルはヴァンパイアの身体を捨てて人間になることを決心し、魔王城を飛び出して、人間の開拓者の街パンプキーナにやってきます。

外の世界を知らない箱入り娘のリデルは、知らない人からアメをもらったりして早速トラブルに巻き込まれるのですが、そんなリデルを通りすがりのゾンビ女子高生・わんこが助けます。

わんこの主人である魔術師ライム(7歳)の占い屋にお世話になることになったリデルは、世話係の蝙蝠猫セバスや、なぜか占い屋に入り浸る盗賊・黒猫のキルシュと一緒に、魔王城からの刺客(リデルを連れ戻そうとする魔王の手下ども)を退けつつ、人間になる方法を探すことになりますが・・・・・・。

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タイトルに『アリス』と付いているとおり、『不思議の国のアリス』などのルイス・キャロル作品へのオマージュがそこかしこに見られる作品です。

特にネタにされているのが「ロリコン」の要素。

魔王および手下(ロリータ+コンバット、通称「ロリコン」)たちは、永遠の14歳・リデルが大人にならないように全力を尽くしていたり、魔術師ライム(7歳)も含めて登場する女の子の年齢層が全体的に低めだったりします。

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本作のお姉さん代表、黒猫のキルシュですが、猫らしく盗賊を生業にしています。
「泥棒猫イメージからのネコミミ盗賊」というネタについては、過去に『振リ返リマセン勝ツマデハ』『金色の文字使い外伝』の記事に色々書きましたのでそちらを参照に。

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『リトル・リトル・アリス』1巻P27(神無月羽兎/芳文社)











実は彼女、本物の猫耳娘ではなくて、ネコミミの格好をしていることに重大な秘密があるのですが・・・・・・!

このあたりはぜひ本編を読んで笑ってください!


※キルシュの秘密と似たようなネタを扱っている作品として、コレを挙げておきます。




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