アニメとは違う、もうひとつの『ユリ熊嵐』!
キャラクターデザインを手がけた森島明子氏によるコミカライズ版、堂々の完結編3巻が5月24日より発売中です!

完璧な美少女転校生・百合城銀子と、彼女を追いかけて転校してきた百合ヶ咲るる。
そして、地味で存在感のない透明な高校生・椿輝紅羽。

るるが紅羽に嫉妬したり、住んでいた寮が火事になったり、紆余曲折ありつつも、紅羽の家に仲良く同居することになった三人。
しかし、紅羽の母・澪愛の死の真相をめぐって、三人の間に大きな波乱が起こることになります・・・・・・・!

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原作アニメの雰囲気と人間関係を保ちつつも、設定を大胆に再構成した本作。

特に感じるのは、アニメが紅羽の物語だったのに対して、コミカライズ版は銀子の物語になっているなあ、という点。

アニメのテーマである『私たちは最初からあなたたちが大嫌いで 最初からあなたたちが大好きだった』が、コミカライズ版では『私たちはみんなずっとひとりぼっちで ずっと一緒なんだ』になっていて、キチンとその通りのエピローグになっているところが素晴らしいです。

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アニメも漫画もそうなのですが、『ユリ熊嵐』は「人獣同時描写」(人型と実際の動物の姿が、コマによって変則的に、自由自在に入れ替わる描写方法。カザマアヤミの猫耳漫画『ちょこっとヒメ』[2005年~]以降によく見られる表現―例1 例2 )を積極的に活用している作品です。
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『ユリ熊嵐』3巻P163(森島明子・イクニゴマキナコ/幻冬舎)







『ユリ熊嵐』における人獣同時描写が、他の作品の影響によるものなのか、それとも独自に生み出されたものなのかは、もう少し突っ込んで調査してみたいですね。


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