頼みごとをされたら断れない男子高校生・叶の元に、神様に返り咲きたい「堕ち神」がやってきた!
これがとんでもなく図々しいヤツで、叶はやたら苦労させられることになるのですが・・・・・・。

ハートフルファンタジー『堕ち神様の神頼み』が5月12日より発売中です!

上代叶は勉強も運動も平均レベルの、ごく普通の高校生。
彼のひとつ変わったところは、どんな頼みごとをされても引き受けてしまうところ。
押しに弱いというより、「断るための理由を考えるのが面倒臭い」という、かなり無気力な動機から出ている彼のお人よし行動ですが、それがためにとんでもない厄介事にまきこまれてしまいます。

ある日、彼の家の前に置かれていた古いボストンバッグ。
その中から、付け耳と尻尾をつけた少女と、500万円分の千円札が飛び出してきます!

「コンコン」と名乗るその少女は、先日の台風で社を流されて神力を失い「堕ち神」になってしまった「パパ様」――元・風神の「阿天坊(あてんぼう)」を助けて欲しいと叶にお願いしてきます。

頼みごとをされると断れない叶は、阿天坊が神様に戻るための「人助けの全国行脚」に同行させられることになってしまいますが・・・・・・。

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阿天坊はとにかく酒好きで、細かいことを全く気にしない豪放磊落・・・・・・というより単なるダメ親父といったタイプの人物(?)であり、叶は大変苦労させられることになります。

本作、苦労人タイプのキャラが妙に多く出てくる傾向があって、叶が想いを寄せる幼馴染の有咲も酒乱の父親を抱えて苦労していたり、狛犬の精霊であるコンコンも「パパ様」とは逆にとても気を遣う性格で、自分たちが叶に迷惑をかけていることに引け目を感じていたりします。

同じ苦労人同士のためか、叶とコンコンはわりと気が合うようです。

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コンコンの尻尾は本物ですが、犬耳のように見えるモノは付け耳です。
しかも、この付け耳をつけることについて、けっこう重い理由付けがされています。

付け耳をつけることに深い理由がある、というのは過去の記事でも述べたように80年代の古い漫画作品で時折見られた描写なのですが、本作の場合は「大人のためのキャラクター小説」である富士見L文庫というレーベルを意識して、単に可愛いだけのコスプレにならないように描写したのかもしれませんね。



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