様々な世界における「ラスボス」たちが、婚約者(!)として、あまりぱっとしない17歳の少年の元に押しかけてくる!!
異世界からやってくる系ハーレムラブコメディ、『ラスボスちゃんとの終末的な恋愛事情(ハーレム・ルート)』が2月13日より発売中です!


ごくごく平凡な・・・・・・どちらかというとぱっとしない部類に入る、高校生の鳥居慎一。
ある朝、目が覚めると、彼の隣には裸の美少女・・・・・・・じゃなくて、人型の昆虫のようなグロテスク極まりない巨大節足動物が蠢いていたのでした!!

戦慄する慎一に対して、不気味なその存在は自らが「大魔王アズアトス19世」であると名乗りを上げ、恐ろしいことに慎一の妻になる存在なのだと高らかに宣言します。

あまりの急展開に茫然としている慎一の目の前で、大魔王の昆虫のような「外殻」が割れ、中から(まあ例のごとく)裸の美少女が飛び出してくるのですが・・・・・・!

※ ※ ※

大魔王の他にも、天の川銀河の29.7%を支配する銀河帝国の機械生命体(外見:幼女)の「ラスボス」・ヴォネガット一世や、四国を支配する妖怪の「ラスボス」・しがら御前、さらには学生不良モノの「ラスボス」・総番なんてものも登場して、慎一をめぐるラスボス同士のバトルロワイヤル(主に女子力による)が繰り広げられます。

テーマ的には『うる星やつら』の血を継ぐ正統派のドタバタラブコメで、現代の世情や近年のラノベのお約束をネタにして絡めているところはなかなか笑えます。

ケモミミ的には四国のヤンキー女子、もとい妖怪王「しがら御前」が九尾狐の狐耳女性として描かれています(作中の描写を見ると、本物の狐耳尻尾ではなくて付け耳なのかな??)。

妖怪物では「ラスボス」として強大な力を持つことが多い狐系キャラですが、銀河帝国皇帝みたいなSF・スペオペ系「ラスボス」と比較すると、ちょっと格が落ちてしまう印象があるのが悩みどころ。狐のラスボスはどうしても支配領域が日本国内・・・・・・頑張っても朝鮮半島・中国・インドに限定されてしまいますしねえ。

「ラスボス」系狐で思い浮かぶのはやっぱりこの狐(こ)。



『ドラキュラ紀元』みたく、大英帝国を支配した九尾狐が世界と大戦する!みたいな作品があれば、もう少し狐もグローバルな「ラスボス」になれるんでしょうけど、、、誰か書いてくれないものか。

ドラキュラ紀元 (創元推理文庫)
キム ニューマン
東京創元社
1995-06





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