森田季節氏が独自解釈で超有名古典をラノベ化する! ダッシュエックス文庫版『封神演戯』完結編3巻が1月22日より発売中です!
最終巻の表紙は四不像(スープーシャン)と太公望のペア。なんだかこれでは四不像がヒロインみたいですね!(実のところ、本作で一番の太公望とウマの合っているヒロインかも?)

いつもながらのグダグダなノリで崑崙(こんろん)vs金鰲(きんごう)の仙人同士の戦争を舵取りする太公望たち。
ウイルス型宝貝にやられて壊滅寸前の崑崙をあの手この手で補強し、口八丁手八丁で呂岳の勢力を挑発し、「サッカーの試合に金属バットを持ち出す」ような非体育会系的奇略で敵を翻弄する太公望。
しかし、そんな奇策が一切通用しない純粋パワーファイター・聞仲がついに崑崙に進撃!

本シリーズでも随一の、激しいバトルが繰り広げられることになります!
珍しく覚悟を決めた太公望と共に闘うのは、哪吒と・・・・四不像!
闘いの行方はいかに!?

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最終巻のケモミミとしては四不象の他にも狐耳尻尾な妲己が登場し、彼女もなかなか独特のキャラなのですが、今回はケモミミ娘として描かれるのが珍しい四不像にスポットを当ててみたいと思います。

四不像は一応実在する動物で、その姿は「鹿っぽい角に、馬っぽい顔を持った獣」という風に言われます。本作の四不像はどっちかというと見た目鹿娘っぽいのですが、性格的には馬と鹿の要素が合わさって、バカっぽい雰囲気のキャラクターになっているところが特徴です。
(実際の態度や行動を見てるとそんなに頭は悪くなさそうで、あくまで雰囲気だけ能天気っぽい)

日本のサブカルチャーで『封神』モノをやる場合、藤崎竜の『封神演義』が絶大な影響力を持っているため、そこから離れるのがなかなか難しいのですが、本作でも四不像のキャラは藤崎作品の影響を受けてしまっている感じです。
とはいえ、この最終巻(特に聞仲とのバトル)で影響力をだいぶ振り切った!感はありますね。