人間のような姿をしているわんこたちと、ぼやっとした感じの大学生・雪久の日々を描く、『いぬミケ』の初単行本が1月23日より発売中です!

雪久は猫好きの大学生。
ある日、道端で薄汚れた幼い三毛猫と遭遇した雪久は、あまりにも頼りなげな様子の三毛猫に心を動かされ、つい連れて帰ってしまいます。
「ミケ」と命名して、本格的に飼うことに決めた雪久。さっそくミケをお風呂に入れてきれいにしてみると・・・・・・実はミケは猫じゃなくて犬だったのでした!

犬でも猫でもまあ問題ないということで、猫じゃらしで遊んだり、ネズミや魚の玩具を与えたりして、猫のようにミケを可愛がる雪久ですが・・・・・・。

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本作、犬が人型をしているのですが、以前に紹介した『にゃんこデイズ』『ぬこづけ!』とは異なり、犬が本当に人型をしているのではなく、『綿の国星』的な動物の擬人化(本当は動物の犬だけど漫画的に人間として描いている)なのかなと考えます。
にゃんこデイズ (1) (MFC キューンシリーズ)
たらばがに
KADOKAWA/メディアファクトリー
2015-12-26




その根拠としては、(1)猫は完全な獣の猫として描かれている (2)にもかかわらず、雪久は犬のミケを猫と間違える、という描写があることです。犬が人型をしている世界なら、獣の猫とは間違えにくいと思うので・・・。あと、作中では犬たちは人間の言葉をしゃべらないところも、擬人化説を裏付けているかも。

でも、わんこたちに普通に洋服を着せたりしているところが、なんとも判断に迷うところ。まあ、犬に服を着せる人は多いので、そのあたりは擬人化説でも説明できそうかな?

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 犬に「ミケ」って名付けるのは、猫っぽくて変・・・という気もしますが、実は意外とそういうわんこがいたり。
 犬耳ライトノベルのはしりである『名犬ミケは左きき』の犬っ娘ヒロインが「ミケ」ですしね。あと、『HUNTER×HUNTER』にもそういう犬がいたはず。



 『いぬミケ』では犬に猫っぽい名前をつけることで、猫と犬の両面性を持たせるということを意識してやっていて、興味深い手法だなあと思いました。

 犬と猫だと「コマ」が共通して使える名前だったりしますが(犬の場合は狛犬のコマ、猫の場合は鍋島の化け猫のコマ)、わざと片方の動物にしか使えない名前を付けてみるというのもアリなんですね。



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