退屈なこちらの世界(日本)から、剣と魔法の異世界(イデア)へと・・・・。

勇者でも何でもない「巻き込まれた者」として召喚され、何者にも縛られず自由にさすらう日色と、彼の道づれとなった獣人たちの冒険を描く、WEB発のRPG風ファンタジー・ノベル『金色の文字使い(ワードマスター)』。

外伝短編集2作目となる『ユニークチートと導かれし仲間たち』が、1月20日より発売中です!


収録は、富士見書房web版ファンタジアBeyondに掲載されていた『ミュア&アノールド-邂逅編-』『ウィンカァ-追憶編-』『イヴェアム-魔国編-』『ミミル-獣王国編-』編の四編と、文庫書き下ろしの『ヒイロ《魔界》パーティ-魔界見聞録-』一編&断章いくつかとなっています。
書籍版メインストーリーが魔国編に入って、あまり獣人が出てこなくなった代わりに、今回の短編集は3/5が獣人関係になっていて、ケモミミスキーな人も満足のラインナップになっています。

『ミュア&アノールド-邂逅編-』はアノールドがミュアと初めて出会った時の話。ミュアは幼い頃、ギンという狐系の獣人と一緒に暮らしていたのですが、なぜ彼がいなくなってしまったのか、そしてなぜアノールドが保護者となったのか、そのいきさつが描かれます。


『ウィンカァ-追憶編-』は獣人・人間双方の種族から忌み嫌われる獣人-人間ハーフのウィンカァの過去の話。彼女が冒険に出ることになったきっかけと、彼女の使う槍《万勝骨姫》の由来が描かれます。


『ミミル-獣王国編-』は今回の表紙に唯一登場しているケモミミ、獣王国第二王女・ミミルが本編でヒイロと別れた後の話。
ヒイロの《文字魔法》によって声を取り戻したミミル。もともと彼女は各地を巡幸して国民に歌ってみせる歌姫として有名だったのですが、病気で声を失ってからはそれができなくなり、落胆の日々を過ごしていたのでした(だから本編では沈んだ様子だったらしい)。
声を取り戻してからは、性格も元のとおりに明るくなり、あらためてライブを行うことにしたようなのですが・・・・・・。

ミミルの事情は本編ではあまり描かれなかったので、この外伝でかなり彼女の性格を知ることができます。
本作の獣人たちが好きな人には必読の外伝だと思いますよ!