霊的災害「霊災」テロが予告され、緊張が走る東京。
 治安維持活動の裏で陰謀をめぐらす陰陽庁と、それに対立する陰陽師(レイヴン)の少年少女たちの戦いを描く、人気の陰陽バトル・ノベルの最新14巻が12月19日より発売中です!

 陰陽庁長官・倉橋源司と相馬家が起こそうとしている3度目の霊災テロが、3月3日「上巳の日」に起こされることを知り、夏目の元に集った秋乃、冬児、鈴鹿、京子、天馬。
 陰陽庁の報道戦略により霊災テロの首謀者として濡れ衣を着せられた夏目・春虎たちは、元・呪捜部長の天海大善の口から倉橋長官の陰謀を暴露した動画をインターネット上に拡散することで、逆に陰陽庁をけん制し、内部からの切り崩しを狙います。

 しかし、どうにも時間が足りず、ついに大規模霊災テロ――史上最大の呪術儀式「天チュウ地府祭」が開始されてしまいますが・・・・・・!

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 500ページ近くにわたって、最終決戦に向けた怒涛の展開が繰り広げられます。
 ライトノベルレーベルではありますが、昔からの伝奇小説ファンもかなり満足できる作品なのではないかと。

 ひと昔前のこういう小説で「政府や上層部の陰謀を告発する」という時、主人公たちがTV局とか報道機関を占拠してゲリラ放送するというストーリーが一般的だったと思うのですが、今は自分たちで動画を作ってネット上に拡散するという手が使える、というかそっちの方が現実的なんだなあと、時代の変化をしみじみ思ってしまったり。

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 本作の至高の狐耳ヒロインであるコン/飛車丸は、前回しっかり休養したことで、今回は全力で戦いに馳せ参じます。
 しかし飛車丸として夏目と目を合わせたことで、あり得ない現象が起きてしまい、そして衝撃の展開が・・・・・・!
 狐耳ファンにも必読の14巻ですね。