サイボーグ技術や神経接続ネットワーク、知能を持つアンドロイドといった夢の技術が実用化されつつある一方で、BC兵器を使わない限定戦争が際限なく拡大し続けている、光と影が混然となった近未来。
 人工リゾート島≪セナンクル・アイランド≫を舞台に、機械人形みたいな人間・七転福音(ナナコロビ・ネネ)と、人間みたいな機械人形・クラリオンのスリル満点(?)の日々を描きます!

 ついにTVアニメ化も決定した『紅殻のパンドラ』、単行本7巻目が12月24日より発売中!

 兵器として転用することを目的に、巨大自律掘削装置「ブエル」に接触しつつあるアメリカ帝国軍を止めるため、ネネに黙って米帝軍の地下秘密基地に殴り込みをかけたクラリオン。

 しかし、帝国の秘密兵器、機械の目すら誤魔化す「熱光学迷彩」で守られた戦闘アンドロイド“恐怖(フィアー)”を前に、大苦戦を強いられます。

 そんなところで、ようやくネネはクラリオンの元に駆けつけるのですが・・・・・・。

 ※ ※ ※

 中盤までは6巻のシリアス展開を引き継ぎますが、後半はまさに『紅殻のパンドラ』ならではの展開になります。

 この巻で、一見戦闘に役立ってないように見えるネネが、実はなかなか凄い能力を持っていることが分かります。ネネとクラリオンが共同で戦うところは、本作が理想とする「人間と機械の関係」を示している感じでよいですね。

 あと、ネネにしろクルツにしろ、本作の登場人物がみな「世界平和」という夢を抱いているのが面白い。それなのに分かりあえず、結局争いになってしまうのが人間のサガというか、結構深いテーマになっています。

 ※ ※ ※

 今回もネコネコかわいいクラリオン。

 「質量を持った残像」のほか、ニンジャスレイヤーのネタがそのまんま出てきたりして、かなりパロディにも磨きがかかっている本作ですが、クラリオンの修理モードが今回は艦これのパロディになってます。
photo_541








『紅殻のパンドラ』7巻P20(六道神士・士郎正宗/角川書店)











 本作の連載開始時(2012年)のゲームネタは『モンハン』だったわけですが、その頃と比べて、ゲーム業界の勢力図がだいぶ変わっちゃったんだなあとしみじみ感じる次第です。



萌え ブログランキングへ