「どんな偉そうな大人も、昔はみんなクソガキだった」を合言葉に、クソガキ代表の女子小学生・おかかが、夏の田舎町を駆け回ります!
 『おかか』の初単行本が10月6日より発売中です!
おかか(1) (ヤンマガKCスペシャル) 
おかか(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 おかかはごく普通(?)のやんちゃな田舎の女子小学生であり、夏休みのラジオ体操を強いる大人に反抗してみたり、カブトムシでデュエルしてみたり、インチキガチャポンにハマってお小遣いを無駄遣いしてみたり、田舎暮らしにあこがれる疲れたおじさんに突っ込んでみたりと、愉しい夏の小学生ライフを満喫するのでした!

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 本作、作中に登場するゲーム機とかスマホ等のガジェットは最近っぽいのですが、なんとなく雰囲気が昭和というか、1970~80年代のような、ノスタルジックな匂いを感じるところが不思議な作品です。

 ひとつ考えられるのは、(この1巻に関しては)田舎を舞台にしているのに作中にコンビニが出てこない(代わりに酒屋や個人経営スーパーが出てくる)という点が、昭和っぽさを感じる要因なのではないかと。
 2010年代っぽい田舎を描くのに一番印象を残しやすいやり方が、田園風景の中にコンビニを置く、という描写ですので。
 たとえば、同じように田舎を舞台にしているウサミミ宇宙人モノ『最強少女さゆり』では、物語の途中でコンビニが建ったりします。まだ過疎地でない地方や田舎に住んでいる人間なら、山奥にもコンビニが増えてゆく感じ、というのが、なんとなく分かるのではないかと思うのですよ、、、
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『最強少女さゆり』4巻P67(福田やすひろ/秋田書店)




 
 作品に流れている空気としては、押切蓮介氏のこちらに近い感じなんですよね。
ピコピコ少年
押切 蓮介
太田出版
2013-10-16


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 本作の最大の特徴は、おかかの頭とお尻に生えている猫耳尻尾です。
 どうやら、おかかの血縁者のみにケモミミが描かれるようで、同じ家に住んでいる「よしの」(姉?従姉?)にも長い獣の耳が生えています。
 なぜ生えているのかは全く不明なのですが、漫画表現的には初めて登場するキャラでも「おかかと血縁関係にあるか否か」がケモミミの有無ですぐにわかる、という興味深い効果を生み出すことに成功しています。
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『おかか』1巻P142(まつだこうた/講談社)













 表現法としては性経験の有無を猫耳の有無につなげている『LOVELESS』に近いといえば近いですが、方向性がかなり違うので、今後、どのように猫耳・ケモミミが使われるのか注目していきたいところ!




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