禁じられた手段で大金を手にした悪童たちを、バニーガールが殺しにくる!
 ライトノベルレーベルでは稀少な、本格ピカレスク小説『ボーパルバニー』が9月18日より発売中!

 何らかの非合法の手段で数億円の大金を入手したらしい、怜、燐華、銘次、龍童、玻瑠人、来霧の悪童グループ。彼らはある時から、なぜかバニーガールの恰好をした殺し屋に命を狙われるようになります。

 殺人バニーガールは何者なのか?

 なぜ警察もマフィアも掴んでいないはずの自分たちの「罪」を知っているのか?

 悪童たちは何もわからないまま、自らの金・誇り・平穏を守るために、バニーガールに立ち向かおうとします。
 しかし、一人、また一人と殺されていき・・・・・・!

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 かなり本格的なピカレスク小説です。バニーガールと悪童たちの戦いの場面も、血の匂いが漂ってくるくらい激しく濃厚に描かれます。銃で撃っても死なない、殴ってもかわされる、そして気づいた時には懐に飛び込んできて急所を抉ってくる、化け物じみたバニーガールの強さが際立ちます。

 あと面白いのが、敵のバニーガールの正体が謎なのと同時に、主人公たち悪童グループについても、何者で、何をしたのか、なかなか明らかにされない点。読者の側からは「徐々に明らかになる悪童たちの姿」「そしてまったく正体のわからない殺人バニーガール」という対比が読み進むごとに深まるような仕掛けとなっています。

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 本作、わざわざ冒頭に名作RPG『Wizardry』の解説文を載せていたり、作者紹介でもWizardryの名が触れられているように、タイトルの『ボーパルバニー』および殺人バニーガールの設定は、Wizardryに登場する常連モンスターに由来しています。
 だいたい序盤~中盤に出てきて、かわいい兎の姿だけど、クリティカルヒット(一撃死・首を刎ねる)攻撃を繰り出してゲームに慣れ始めた冒険者(プレイヤー)の度肝を抜く、というモンスターです。

 ボーパルバニーはゲーム中では獣の兎として描かれるのですが、四コマ漫画などの二次創作では「実はバニーガール姿の暗殺者なのだ」というネタが結構古くから使われていて、本作もその系譜にあるといえそうですね。





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