霊的存在の真の名を知り、その魂を支配下に置くことのできる「真眼」を宿した心優しい少年・真一郎。
 その能力を巡って、霊能力者一族の名家・島津家や朝比奈家の人間が激しく策動する中、真一郎は彼の望むささやかで平和な生活を取り戻すことができるのか?

 猫又・タマ子も大活躍する放課後学園退魔アクション『ISUCA[イスカ]』の最新単行本7巻が9月4日より発売中です!
ISUCA(7) (角川コミックス・エース)
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 島津家の次期当主候補である朔邪と須世璃。
 真一郎の真名を知り、正式に「契り」を交わした方を次期当主とする、という現当主の宣言に、二人は困惑します。
 朔邪はそもそも当主になることで行方不明の両親の情報を得るのが目的であって、当主そのものにはこだわりはないし、須世璃の方は一応当主になることを目標としているものの、それは親の言いつけに従っているだけで、やや消極的な雰囲気があります。

 そんな中、朔邪と須世璃の留守中に須世璃の母・沙霧が真一郎の元にやってきて、彼をさんざん罵倒した上に、あろうことか彼を殺そうと襲いかかってきます!
 真一郎はタマ子と一緒に、沙霧の従える妖魔・百目鬼と死闘を繰り広げることになりますが・・・・・・。

※ ※ ※

 最近は猫みたいにニャーニャー言って、真一郎に甘えまくっていたタマ子ですが、今回は久々に猫又らしい激しいバトルを見せます。戦闘でジャンプするシーン等を見ると、相変わらずスカートの下は何もはいてないっぽい。

 作者もタマ子はもともと一話限りのキャラにするつもりだったと言及していましたが、それが表紙を飾るほどのレギュラーになるとは、本当に稀な大出世ではないでしょうか。

 最終的に真一郎が誰と結ばれるにしても、彼にスキンシップ的にベタベタしまくっているタマ子との関係にどういう決着がつくのか、今後の展開がとても気になるところです。

 

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