犬だと思っていたペットのハスは、実はオオカミ少年だった?!
飼い主にべったりだけど、やるときはやる!犬(?)のハスと、彼に振り回されつつもしっかり世話を焼く女子中学生・冬華の日々を描く『オオカミ少年 こひつじ少女』、感動の完結編5巻目が9月1日より発売中です!
オオカミ少年 こひつじ少女 5 (ちゃおコミックス)
最終巻だけあって、「人間に変身できる犬」がハスの他にもいることが判明し、大きな世界観の広がりを見せます。
他の犬に襲われていたハスを助けてくれたイケメンお兄さんが、実は「人間に変身できる犬」の一人だったり。
臨時で学校に赴任した美人の保険医さんが、実は「人間に変身できる犬」と一緒に暮らしたことのある人だったりと・・・・・・。
特に保険医さんとのエピソード『第27話 年上美人にご用心☆』では、「人間に変身できる犬」は犬と同じ寿命しか持たない、という「寿命差」の存在が明らかになります。
ハスともいつかは別れの日が来てしまう、ということを知って、落ち込んでしまう冬華ですが・・・・・・。
※ ※ ※
寿命差エピソードは、吸血鬼のような人間より長寿な種族の登場する人外モノでよく描かれますが、ケモミミ作品独特の傾向として、ペットと人間との関係になぞらえた「ケモミミの方が人間より先に歳をとって死んでしまう」という物語が描かれる点が挙げられます。
近年のケモミミ少女漫画では『らびっとアリス』で、そのような寿命差エピソードが描かれていましたね。
保険医さんが愛犬との最後の関係に悔いを残しているのに対して、冬華があくまで前向きにハスと一緒の「今」を歩んでいこうと決心する流れは、感極まってくるものがあります。
二人(一人と一匹?)には、これからも素敵な思い出を作っていって欲しいですね。
※ ※ ※
5巻の表紙もそうなのですが、裏表紙も人型のハスと犬のハスが同時に描かれています。

『オオカミ少年♥こひつじ少女』5巻裏表紙(環方このみ/小学館)
ケモミミと元の動物が同時に描かれる手法を、私は勝手に『人獣同時描写』と呼んでいるんですが、これは21世紀になってから生まれたわりと最近の表現で、カザマアヤミ『ちょこっとヒメ』以前のケモミミ作品には見られないものでした。
近年のケモミミ少女漫画は『ちょこっとヒメ』の影響を何らかの形で受けている作品が多いのではないかなあ、と考えているのですが、この『オオカミ少年 こひつじ少女』はどうなのか、気になるところですね!

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臨時で学校に赴任した美人の保険医さんが、実は「人間に変身できる犬」と一緒に暮らしたことのある人だったりと・・・・・・。
特に保険医さんとのエピソード『第27話 年上美人にご用心☆』では、「人間に変身できる犬」は犬と同じ寿命しか持たない、という「寿命差」の存在が明らかになります。
ハスともいつかは別れの日が来てしまう、ということを知って、落ち込んでしまう冬華ですが・・・・・・。
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寿命差エピソードは、吸血鬼のような人間より長寿な種族の登場する人外モノでよく描かれますが、ケモミミ作品独特の傾向として、ペットと人間との関係になぞらえた「ケモミミの方が人間より先に歳をとって死んでしまう」という物語が描かれる点が挙げられます。
近年のケモミミ少女漫画では『らびっとアリス』で、そのような寿命差エピソードが描かれていましたね。
保険医さんが愛犬との最後の関係に悔いを残しているのに対して、冬華があくまで前向きにハスと一緒の「今」を歩んでいこうと決心する流れは、感極まってくるものがあります。
二人(一人と一匹?)には、これからも素敵な思い出を作っていって欲しいですね。
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5巻の表紙もそうなのですが、裏表紙も人型のハスと犬のハスが同時に描かれています。

『オオカミ少年♥こひつじ少女』5巻裏表紙(環方このみ/小学館)
ケモミミと元の動物が同時に描かれる手法を、私は勝手に『人獣同時描写』と呼んでいるんですが、これは21世紀になってから生まれたわりと最近の表現で、カザマアヤミ『ちょこっとヒメ』以前のケモミミ作品には見られないものでした。
近年のケモミミ少女漫画は『ちょこっとヒメ』の影響を何らかの形で受けている作品が多いのではないかなあ、と考えているのですが、この『オオカミ少年 こひつじ少女』はどうなのか、気になるところですね!

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