和製TRPG代表作の新編『ソード・ワールド2.0』の『ドラゴンレイド』を基にしたリプレイです!

 破滅の運命にある世界を救うため、タイムトラベルを繰り返して歴史を書き換えていく、破天荒な冒険者たちの物語・『できそこないの転生伝承』の最終章・3巻目が8月20日より発売中です!

 世界の終焉を導く災竜・ノワールの発生が、白竜ヴァルを中心とする複雑なタイムパラドックス的構造によって引き起こされていることを知った冒険者一行。

 ノワールに関わりがありそうな歴史的事件の改変を「もう一度」試みることを決めた冒険者たちは、あらためて、書き換えたはずの百年前の過去に飛びます!

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 ケモミミとしては今回も「~ですにゃ」調で喋る猫系種族ミアキスの娘・タマラ、通称タマが登場します。
 今回は「212年 ルキスラ帝国のクーデター未遂」の首謀者である強敵・ギュンターを「殺さずに倒す」という困難なクエストを、ダイスの強運による「鎧貫き」攻撃により見事に成し遂げるという大活躍をします。

 TRPGリプレイに出てくる猫娘って、ドジっ子すぎて使えない子になってるパターンがわりとあるんですが、タマはなかなか強いですね。さすが10歳。

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 タマが森で出会った大型の緑竜のことを「緑竜」だと呼びづらいから「ポチ」って命名してしまう場面があるんですが、巨大な威厳あるドラゴンに軽すぎな名前を付けてしまう、というのは。実はファンタジージャンルでは伝統芸なのかなとも思ったり。

 個人的にこういうネタで一番心に残っているのが、昔のゲームの『かえるの絵本』。クールな研究者のおねえさんのレラが、伝説の白竜の子供に「チビドラ」って、見た目そのまんまな名前を付けちゃうんですよね。
かえるの絵本 ~なくした記憶を求めて~
ビクター インタラクティブ ソフトウエア
1999-10-21


 この伝統芸の大元をたどると『魔法の国ザンス』の谷ドラゴン「スタンリー」あたりにたどり着くのかなと思ったりするのですが、他にもあるのかな?




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