どんなことがあろうとくじけない超ポジティブ女子高生にして土地神の奈々生と、超自信家だけど最近ちょっと謙虚になってきた、妖狐にして神使の巴衛。

 奈々生と一緒に生きるため巴衛は人間になることを決意したのに、当の奈々生が精気を吸い取られてあと半年も生きられないという状況に!

 波乱ばかりでなかなか落ち着けない女子高生と狐のカップルを描く、『神様はじめました』の最新22巻が8月20日より発売中です!

 今回も、巴衛は獣のキツネの姿のまま話が進みます。

 巴衛を人の姿に戻してくれるはずの出雲の大神・大国主が霧仁(=悪羅王)に囚われてしまい、霧仁を追って黄泉の世界までやってきた奈々生一行。
 ところが、大国主の軍勢が主を探すために黄泉を荒らしまわったため、その所業に怒ったイザナミ様が黄泉の入口を完全に閉じて、黄泉は完全な闇の中に沈んでしまいます。

 これでは霧仁を探しようがないということで、イザナミ様のご機嫌を取りに行く奈々生たち。

 イザナミ様に嫌われているからと、ひとり待つことにした巴衛は、偶然なのか運命なのか、霧仁の一行が凍えている場面に遭遇します。
 長きにわたった因縁を晴らす最大の好機とみて、巴衛は霧仁の喉笛を噛み千切ろうと襲いかかりますが・・・・・・!

※ ※ ※

 22巻は霧仁=悪羅王の出生にかかわる話と、いまだ悪羅王に強い恨みを持つ巴衛の心理描写。
 強がりすぎる奈々生に、そんな奈々生を心配しすぎて怒ったりすねたりする巴衛の姿が中心に描かれます。

 あと、少々危うい雰囲気を見せているのが、悪羅王に心酔して彼のためなら彼の意に沿わないことまでする、しもべの夜鳥と、奈々生のことを心から想っているのに、奈々生の心が巴衛と共にあることを嫌というほど分かっている蛇の神使・瑞希。

 二人とも立ち位置は異なるものの、「想い人の心が巴衛に捉われている」という点で共通していて、先行きが気になるキャラとなっています。

※ ※ ※

 単行本と同じ8月20日発売の雑誌『花とゆめ』にも本作のCDが付録で付いているそうなので、要チェックです!