記憶を失った、元・魔法少女(ケモミミ付き)たちの物語――『リリックメード』の2巻目が6月24日より発売中!
 ちょっと判断がつかないのですが、もしかしてこれで完結なのでしょうか??

 元気で明るいごく普通の女子高生だったはずの百々花。
 でも実は、悪と戦う五人の魔法少女(リリックメード6期生)の一人で、今は引退して記憶を失ってしまったのだ、と飼い猫のフォルテ(実は使い魔)から説明されます。

 「敵(ハーディ・ガーディ?)」との本格的な戦いが始まる前に、他四人の仲間を探そうとする百々花。
 クールビューティ(というより人見知り)な「リリックダイヤモンド」こと黒坂巴萌、恋多き腹黒ロリ「リリッククローバー」の東園三久を見つけ出すことができた百々花は、次に、現在も堂々と活動している「リリックスペード」こと、姉御肌の筈見梓と出会うことになりますが・・・・・・。

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 前巻から引き続き、かなり不思議な雰囲気で展開される魔法少女モノ。

 いったい何を目的に、何と戦っているのか。そもそも「リリックメード」とは何なのかが、分からないままの状態で物語が進行していきます。

 敵であるはずのスピネット将軍は普通に喫茶店にいて律儀に会計も済ませたりして、世間に迷惑をかけている様子もなく・・・。でも、現役のリリックメード(8期生)たちとは毎日のように戦っているようで・・・・・・彼女らの台詞から判断するかぎり、一般人に手を出してはいけない決まりがあるのかな?

 ・・・・・何も知らない(記憶を失った)百々花の視点と、読者の視点が一致したまま進む、謎めいたストーリーテリングが光る作品です。

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 ケモミミ作品としての視点で見ると、猫モチーフのリリックダイヤモンド=巴萌(人見知り)と、犬モチーフのリリックスペード=梓の性格(熱情的で単純)が、元になった動物に近くて良い感じ。二人とも出番多いですしね。
 
 本作のような魔法少女物やヒーローバトル物でケモミミが主役・リーダーを張る場合、動物の種類としてわりと兎が選択されやすいのが興味深いところ。
 ケモミミ業界の主流であるところの猫は、なぜかサポート役や二番手に下がるパターンが多くて、本作もその傾向に沿っています。
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『リリックメード』2巻P47(斎藤岬/幻冬舎コミックス)













 近年のウサミミヒロイン・ヒーローな作品というと、このあたりが思い浮かびますが・・・・・・。







 以前、『問題児シリーズ』の黒ウサギについての考察で、兎は「月の力」と関連づけることで強キャラになりうる、と書いたことがあるのですが、ウサミミが魔法少女モノのリーダーになりやすいのは、そういう連想が働いているのかもしれません。

 兎と月といえば、近年のバトル魔法少女物の始祖である、コレもありますしね、、、





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