兎耳の歴史をまとめたいと考えていて、近頃、バニーガールについて色々調べています。

 いわゆる現在のバニーガールの原型であるPlayboy Bunnyが登場したのが1960年代なので、その頃全盛期だった劇画に描かれていないかな?と、この分野の第一人者である米澤嘉博の著書でざっと調べてみたのですが・・・・・・意外なことに、全然、見つからないんですよね。

 『平凡パンチ』という雑誌で「日本のバニーガール特集」などが組まれていたのが1965年なので、日本でバニーガールが知られていなかったわけではないと思うのですが・・・。


 今のところ私が持っている資料で、バニーガールについてさかのぼれる一番古い作品は、吾妻ひでおが1980年に描いたネズミっ娘漫画『チーねずみ』で、この作品に出てくるチーねずみがバニースーツを着用してます。

 『チーねずみ』はこの本で読めます↓ ↓ ↓



 登場する女の子にバニーガールの格好をさせることが多かった鳥山明の代表作『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』、あとキャラデザを担当・指揮した『ドラゴンクエスト』が、全て80年代発祥の作品。





 庵野秀明らそうそうたるメンバーが携わったことで伝説となった日本SF大会DAICON4のアニメフィルムで、バニーガールが登場していたのも1983年です。




 こう見ると、漫画やアニメでバニーガールが描かれるようになったのは、80年代からのように思えるのですが・・・・・・。

 もっと古い例をご存じの方は、ぜひ教えてください!


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