退屈なこちらの世界(日本)から、剣と魔法の異世界(イデア)へと・・・・。

 勇者でも何でもない「巻き込まれた者」として召喚され、何者にも縛られず自由にさすらう日色と、彼の道づれとなった獣人たちの冒険を描く、WEB発のRPG風ファンタジー・ノベル『金色の文字使い(ワードマスター)』。
 初の外伝短編集となる『ユニークチートの異世界(イデア)探訪記』が、5月20日より発売中です!
金色の文字使い 外伝 ―ユニークチートの異世界探訪記― (富士見ファンタジア文庫)
金色の文字使い 外伝 ―ユニークチートの異世界探訪記― (富士見ファンタジア文庫)

  収録は、富士見書房公式HPに掲載されていた『ユニークチートと異世界グルメ』編、『ユニークチートと駆け出し怪盗』編の二編と、文庫書き下ろしの『ユニークチート獣人界ひとり旅』となっています。

 『ユニークチート異世界グルメ』編は、最近流行りの異世界グルメネタ。でもケモミミスキーな人にとっては、グルメよりも獣人少女のミュアの水着姿の方が印象深い話かも。団子より花!
 海に入るときは、ミュアもさすがにいつもの帽子は取って、獣耳を見せています。


 『ユニークチートと駆け出し怪盗』編は、トレジャーハントにやってきた「魔法仕掛けの塔」で、自称・大怪盗のワイルドキャット(表紙左上のケモミミ娘)と宝を巡って攻略競争をする話。

 ワイルドキャットは「ワシは~のじゃ!」という感じの、偉そうな老人言葉で喋る変な娘。
 発言がポンコツな感じでイマイチ能力に疑問符が付く性格なのですが、怪盗を自称するだけあって相当の実力があるようで、いつの間にか宝をかすめ取ったり、自信家のヒイロを翻弄するほどの戦闘能力を見せたりします。
 獣人キャラが多い本シリーズらしく、今回の短編集で一番力が入っている話ですね。


 『ユニークチート獣人界一人旅』は、本編4巻の後日譚にあたる話。
 とあるモンスターのために、疫病が蔓延している獣人の村を救うため、《魔法の筆》の能力を使うテニー・クウェスと協力して、モンスター退治に乗り出す話。
 獣人界が舞台の話ですが、どちらかというと獣人より、テニー・クウェスの謎を掘り下げた一編となっています。