霊的災害「霊災」におびえる現代東京を舞台に、陰陽師(レイヴン)の少年少女たちの活躍を描く、人気ライトノベルのコミカライズ版11巻が3月25日より発売中!
東京レイヴンズ (11) (カドカワコミックス・エース)
東京レイヴンズ (11) (カドカワコミックス・エース)

 『伝説』の陰陽師・蘆屋道満との対峙を経て、一応の平穏を取り戻した若き闇鴉(レイヴンズ)たち。

 夏目、鈴鹿、冬児、京子、天馬の塾生メンバーが道満と担任の大友陣の戦いぶりを評する中、春虎はひとり、道満と大友の見せた遥か桁違いの呪術を目の当たりにしたことで、大きく動揺してしまっています。

 陰陽道とは何なのか、その秘密を知りたいと強く思うようになった春虎の前に現れた、謎の少女・相馬多軌子。
 今まで不明だった陰陽塾設立の経緯をあっさりと語り出す彼女に、春虎は不思議な感情を抱くのですが・・・。

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 さて、至高の狐耳ヒロインであるところのコンですが、前の10巻であまり活躍できなかった反動か、今回は登場シーン多いです。
 春虎と祓魔官・江藤の模擬戦では、先陣として斬り込んだり、電灯の代わりに狐火を使って暗いところを照らしたりと、大活躍します。

 で、春虎に褒められて犬のように尻尾を振るコン。
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『東京レイヴンズ』11巻P88(鈴見敦・あざの耕平・すみ兵/角川書店)










 ここに、狐耳キャラと犬耳キャラとの共通点が見てとれます。

 よく見られる、狐耳キャラと他のケモミミとの関係性について記すと、以下のようになるのですが――
●猫耳 ・・・ 化ける妖怪という共通点。狐は猫を霊的に下位の存在と見ている。
●狸耳 ・・・ 化ける妖怪という共通点。狐のライバル的な存在。
●狼耳 ・・・ アイヌおよび西欧版狐耳。狐が神聖視されない地域・世界観では、狼耳キャラが狐の役割を担う。

 狐耳は犬耳と「動物的な習性の一部が似ている」という点で、共通の部分を語れそうですね。


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