《人間界》、《獣人界》、《魔界》の三大勢力によって危うい均衡が保たれてきた異世界イデア。
 ついに《獣人界》と《魔界》の間の均衡が崩れ、戦いの火蓋が切って落とされます!

 こちらの世界(日本)から勇者でも何でもない「巻き込まれた者」として召喚され、何者にも縛られず自由に旅を続ける日色と、彼の道づれとなった獣人たちの冒険を描く、WEB発のRPG風ファンタジー・ノベル『金色の文字使い(ワードマスター)』の4巻目が、3月20日より発売中です!

金色の文字使い (4) -勇者四人に巻き込まれたユニークチート- (富士見ファンタジア文庫) 
金色の文字使い (4) -勇者四人に巻き込まれたユニークチート- (富士見ファンタジア文庫)

 長い旅を続けてきたヒイロとその仲間たち・・・純真な獣人少女のミュア、ミュアの保護者役の大剣使いアノールド、長槍使いの獣人ハーフの少女ウィンカァ・・・の一行は、ようやく《獣人界》に入り、中心都市《獣王国・パシオン》に到着します。

 巨大な世界樹「王樹」そのものが城塞都市となっているその場所で、ヒイロたちはアノールドの師匠ララシーク(兎耳)と会ったり、声を失った獣王国の第二王女・ミミル(ライオン系?)と出会ったりします。獣人界だけあってケモミミまみれのエピソードに彩られた巻ですね。

 魔法に代わる獣人の超能力『化装術』の実態も明らかになったりして(ミュアがピカチュウ状態になる)、シリーズ全体として見ても重要な巻といえるでしょう。

 残念ながら、今巻でヒイロは一旦、ミュアたちと別れることになります。次巻から『魔界編』となるようなので、ケモミミ色はやや薄くなってしまいそうですね。

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 ちなみに本シリーズのコミカライズ版1巻も3月20日に同時発売しています!
 最初と最後にちょこっとミュアの登場シーンがありますが、オロオロする感じがカワイイですよ!



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