自作PC雑誌『DOS/V POWERS』にて好評連載中の妖怪漫画『わがままDIY』の単行本2巻目が2月27日より発売中!
 実物の本を買えば電子版も無料で付いてくる(専用サイトからダウンロード可能)!という、PC雑誌の漫画ならではのオマケも付いています。

わがままDIY 2
わがままDIY 2

 設計課庶務担当のOL・面藤志乃の部屋に居候している、妖怪娘「ざしきわらし」。
 自作パソコンを作るのが大好き!な、このワガママ妖怪と、彼女の周囲を取り巻く人間や人外たちの騒々しい日々を描く作品です。

 基本的に2ページ漫画で、PC自作に関するネタが濃密に描かれるのが特徴の本作。
 ケモミミネタとしては、『第45回』の初詣の話で電脳神社の狐巫女さんが登場したり、ざしきわらしがケモミミフード付きコート(たぶんファイナルファンタジー3の導師の衣装が元ネタ。この漫画、レトロゲーネタも多い)を着ていたりしますが・・・・・・。
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『わがままDIY』2巻P11(ざら/インプレス)




 本作の(ケモミミ漫画としての)最大の特徴は「ざしきわらしが背中に背負っている【お面】によって、前から見るとざしきわらしにケモミミが生えているように見える」という点でしょう。
わがままDIY 2
 狐耳のみに見られる特徴として、「狐のお面」との組み合わせや関連性が強い、という点が挙げられます。
 近年の漫画でも、『神様はじめました』5巻の表紙のように、狐耳とお面の組み合わせが描かれたりしますし・・・・。


 古いところだと吉田秋生の少女漫画『きつねのよめいり』で、狐のお面を付けた(狐耳なしの)狐っ子が登場したりしました。狐耳っ子以前に、「狐のお面」の子、が存在したことを匂わせる漫画です。


 実のところ、この「狐のお面」属性を最も世界に広めたのは鳥山明かもしれないのですが、、、(元ネタは中国の京劇にあるとしても、今やこっちの漫画の描写の方がたぶん有名)。



 「ネコミミフード」というアクセサリーを使った先駆者であるところも含めて、鳥山明とケモミミの関係は意外と侮れなかったりします、、、



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