東京のようで東京ではない場所、「京」を舞台にした、猫耳が生えてしまった鉄道好きの女子小学生・ミナによる、不思議な京鉄道巡りの旅。
 本邦唯一の「鉄猫耳」系漫画・『てるみな』の最新2巻が、1月30日より発売中です!
てるみな 2 (楽園コミックス)
てるみな 2 (楽園コミックス)

 今回も実在の鉄道や駅をモデルに、異様で不気味で味わい深い風景が多数描かれます。

 京上空1800mに浮かぶ「新戌田国際空港」を(文字どおりに)一直線に結ぶ「新スカイライナー」。
 京湾に生息するクラゲの微弱な電流を利用して走る、究極のエコ路線「ゆりくらげ」。
 謎の「埼玉中華街」を結ぶ「横線」。
 過激派「町田開放同盟」に占拠された地域を走る「急線」。
 素粒子加速トンネルを利用して、亜光速でつくばと秋葉原を結ぶはずだった「TX(トキワエクスプレス)」。
 彼岸へ向けて魂を乗せて走る、夜行急行「ムーンライト神州」。などなど・・・・・・。

 ミナは毎回のようにヤバい目に遭っていて、そもそも危険から脱出できたのかどうかも不明な場合があるのですが、次の話では平然と復活して未乗車路線の踏破にいそしんでいます。意外と図太いです。

 ※ ※ ※

 『Line11』(第11話)にて、秋葉原を訪れたミナは、絶滅したはずのメイドさんと遭遇します。
 この世界での秋葉原は、美少女文化を通り越した末に、雑多な電子部品を売る街になっていて、メイドさんは老人の語る昔話の中の存在となっています。(ミナもメイドさんの格好は初めて見る様子)

 出会いがしらに猫耳をふにふにされて、微妙な表情を浮かべるミナ。
 この描写、「メイドさんが猫耳を珍しがっている」いうことで、後々の伏線(このメイドさんは過去から来たんじゃないか)に繋がっているんですかね。
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『てるみな』2巻P99(kashmir/白泉社)




 とにかくこの話、打ち捨てられた美少女フィギュアが地下に堆積して化石のようになってしまっている光景など、思わず息をのむような場面が目白押しなので、一読をオススメしたいですね。



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