「チート主」ヴェルダートと、新ヒロイン「堕天使の力を秘めし龍の血を引く戦士」シズクが、ありとあらゆるラノベ・漫画・アニメ・ゲームの「お約束」に挑戦する!?
 完結したはずなのになぜか3巻が出てしまった、新感覚のメタ・ギャグファンタジーノベルの新章が12月3日より発売中です!

 この3巻はそれ自体が「完結したはずなのに無理やり物語を再開する」というお約束を体現する、身(?)を張ったギャグになっています。

 前巻までのパーティ・・・「暴力ツンデレヒロイン」エリサ、「武闘派令嬢」ミラルダ、「半裸幼女魔王」マオ、「ジト目ちゃん」ネコニャーゼ・・・では、それぞれのヒロインたちがわりと強くて、イマイチ「俺ツエー」的お約束を満喫できなかったヴェルダート。
 今回は中二病なだけで大して能力も無く、ぼっち気味になっていたシズクに目を付けて、彼女の保護者役に収まることで、「俺ツエー」的シチュエーションを満喫しています。ゲスです。

 魔王とガルダント帝国の戦争に巻き込まれたヴェルダートとシズクは、なぜかよくわからないうちに学園編に突入し(物語が迷走したら学園編になるのがお約束)、お約束通りに重要人物としてエリサやミラルダが転校してきて、とりあえずお約束としてパンチラしてくれます。

 結局今回も、終着地点の見えない物語が展開されますが・・・・・。

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 本作のケモミミ代表であるネコニャーゼは今回、「(あなたはヴェルダートに)捨てられたんですよー」とマオにあること無いこと吹き込まれ、正気を失って魔獣化し、暴走して学園を破壊しまくる役として登場します。
 ケモミミキャラが闇堕ちしたり暴走したりすると、若干ケモ度(と露出度)がアップした容姿に変化するというのは、たしかにファンタジー系ケモミミのお約束といってもいいかもしれませんね。

 闇堕ちネコニャーゼの挿絵(ちょっとえっちぃ)はファン必見かもしれません。



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