《人間界》、《獣人界》、《魔界》の三大勢力によって危うい均衡が保たれる異世界イデアに、こちらの世界から「勇者」として召喚された四人の高校生と、イレギュラーとして巻き込まれてしまった丘村日色(ヒイロ)。
 「巻き込まれた者」として、何処にも属すことなく自由に旅を続ける日色と、彼の道づれとなった獣人たちの冒険を描く、WEB発のRPG風ファンタジー・ノベル『金色の文字使い(ワードマスター)』の3巻目が、11月20日より発売中です!

 ヒイロとその仲間たち・・・純真な獣人少女のミュア、ミュアの保護者役の大剣使いアノールド、長槍使いの獣人ハーフの少女ウィンカァ・・・の一行は、ついに《人間界》と《獣人界》の国境の街・サージュまでたどり着きます。
 そのまま《獣人界》に入るつもりでいたヒイロですが、国境には関所があり、正式に発行された通関証が必要であることを知らされます。

 国境を越える大義名分の無いヒイロは、「文字使い」の力で関所を強行突破しようとまで考えますが、そんな折、同じく国境越えを狙っている獣人の絵描き・テニーに出会います。
 ヒイロは彼の誘いに乗って、関所突破を企むことになりますが・・・・・・。


 《獣人界》に入るに当たって、ヒイロも「文字使い」の力で獣人に「化」けることになり、表紙のように獣耳尻尾の生えた姿になります。WEB版の公開部分から見て、まだまだかなり先の長い物語になりそうですが、同系統の他作品と比較しても、獣耳描写の多いのが特徴の作品ですね。
 コミカライズ版の連載もスタートしたそうなので、これからも注目していきたい作品です。



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