ネコミミ付き宇宙人・キャーティアとのファーストコンタクトSF、『あそびにいくヨ!』の888氏によるコミカライズ版・・・感動の大団円を描く最終10巻が8月23日より発売中です!
 原作小説は十年以上続くロングセラーを誇っていますが、このコミカライズ版も8年間の長期連載の末での完結となります。
あそびにいくヨ! 10 (MFコミックス アライブシリーズ)  
あそびにいくヨ! 10 (MFコミックス アライブシリーズ)

 物語は原作6・7巻の内容を元に、大団円に向かって大幅にアレンジが加えられたものとなっています。

 騎央とエリスたちは、アントニアの用意した豪華客船でのクリスマス・パーティの最中、バルンムウ人のニルメアの策略によって、豪華客船ごと特殊フィールドに囚われてしまいます。
 ニルメアの意図は、地球人のテロ組織によって、エリスもろともキャーティアの贈り物が対消滅爆弾で爆破されたように見せかけて、キャーティアと地球人の交流を断絶させること。
 さらに、自らは一切手を汚さないように、『犬の人』を裏から操って、全てが『犬の人』の謀略であるかのようにカモフラージュしています。

 悪辣で、途方もなく強大な企みを前にしながら、それでも、よりよい未来を信じて進む騎央、エリス、真奈美、アオイ、アントニア、それぞれの戦いが始まりまるのです!


 さて、最後の戦いの後は、エリスの両親と騎央たちの食事会のシーンになるのですが、ここで「緊張してしっぽをぱんぱんにするエリス」という図が見られます。
 このシーン、原作ではこういう描写はされていなくて(そもそも真奈美が呼ばれていない。原作エリスは終始嬉しそうで緊張した様子は無い)、コミカライズ版独自のエピソードになっています。
 猫耳娘の尻尾の描写は、「何かに興味を持ってピンと立てる」「怒ったりびっくりすると膨らむ」という描き方がよくされますが、「緊張する」時の状態が描かれているのはなかなか珍しい例です。
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『あそびにいくヨ!』10巻P119(888/メディアファクトリー)










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