六道六天(りくどうろくてん)は、大きな瞳に長い髪、抱きしめたくなるような小柄な身体をした少女。
 道行く男をロリコンに目覚めさせる、というほどの美少女・六天は実は・・・元・男なのです!

 魔王の支配から千年以上が経ち、闘争に次ぐ闘争に支配されている世界を舞台にした、女体化バトル・ファンタジーの新作『クロスワールド・スクランブル』が7月14日より発売中です!

 ちなみに本作は第6回GA文庫大賞の奨励賞受賞作とのこと。
クロスワールド・スクランブル (GA文庫) 
クロスワールド・スクランブル (GA文庫)

 本作は一見、よくある学園バトル物っぽいんですが、その背景にある世界設定がなかなかすごい。

 千年前くらいに「魔王」が降臨して、世界(おそらくこの現実世界と同じ)が一旦崩壊したのち、「魔王」によって世界のルールが書き換えられて、ありとあらゆる存在が(普通の植物ですら)魔力を持つようになったらしく・・・。
 さらに、人間はお互いに「白」と「黒」の勢力に分かれて延々と争うような状況に仕向けられています。「魔王」は両方の勢力に適当に力を貸していて、いわば人間を駒にして遊んでいるような世界なんですね。

 その真実に気づいている六天は、世界に少しでも抗おうとするわけです・・・身体はちっこい女の子ですが!


 獣耳キャラクターとしては、六天を妹のようにネコ可愛がりする玉城鈴鹿(猫)と、高飛車お嬢様の八重垣出雲(狐)が登場します。
 某空戦魔女のように、魔力が高まると獣耳尻尾が生えてくる、というパターンになってますね。



萌え ブログランキングへ