サイボーグ技術や神経接続ネットワーク、アンドロイド等が実用化されつつある混沌とした近未来。
 人工リゾート島≪セナンクル・アイランド≫を舞台に、ロボットによく間違われる全身義体者の天然娘・七転福音(ナナコロビ・ネネ)と、本当にロボットなのか怪しい、ネコミミ型戦闘アンドロイド・クラリオンのちょっと賑やかな(?)日常を描く、『紅殻のパンドラ』単行本4巻目が6月23日より発売中!

 今回もロボット強盗に身体を狙われそうになったり、病院に入院している子供のためにパンドーラ・デバイスの力を使ってドレスを縫ってあげたり、デパート火災に巻き込まれて大脱出劇を演じたりと、とにかくネネとクラリオンの周囲は賑やか・・・もとい、騒動の種が尽きません。

 セナンクル・アイランドで頻発する通信傷害の裏に、アメリカ帝国(作中では「エンパイア」と呼ばれていて、国旗も星条旗じゃなくなっている)の陰謀や、巨大自律掘削装置「ブエル」の影がちらついたりして、物語の核心にも少しずつ迫りつつあるようです。


 さて、クラリオンは今回も例のごとくカワイイのですが、何気なく出てくる、この猫耳をプルプル動かす描写。
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『紅殻のパンドラ』4巻P53(六道神士・士郎正宗/角川書店)














 ここで「接近確認」とクラリオンが処理工程を呟いて(?)いるのですが、この話の後半にて、ネネが他のロボットに襲われそうになる直前にも、クラリオンの猫耳がプルプル動くんですよね 
 そちらのシーンでは一切説明がないので、「猫耳が動く」=「何かが接近している」は、上のシーンで伏線を張っているようです。何気ないシーンでこういう伏線を張っている本作はなかなか油断できません。

 リアル猫の猫耳もかすかな音を集音するレーダー的な機能を持っているらしいので、クラリオンの猫耳にも同様の機能が付けられているのかも知れないですね。



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