ありとあらゆるラノベ・漫画・アニメ・ゲームの御約束に対して、「チート主」ヴェルダート、「暴力ツンデレヒロイン」エリサ、「半裸幼女魔王」マオ、そして「ジト目ちゃん」ネコニャーゼの勇者?ご一行がツッコミまくる!
 新感覚のメタ・ギャグファンタジーノベルの続刊(完結)が6月3日より発売中です!
これが異世界のお約束です! (2) (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)
これが異世界のお約束です! (2) (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)

  「温泉回」とか「魔物の村」といったありがちなエピソードの御約束に、「人の家のタンスを調べる」「mobキャラの適当なネーミング」「やたらと盛りすぎなステータス」といった細かいネタ、「姫プレイ」「強気キャラのおもらし」「リザード人♀に萌える」といったややマニアックなお約束まで、とにかく怒涛のツッコミが全編にわたって繰り広げられます。

 物語の筋などあって無いようなもので、そもそも2巻は1巻の結末となんら繋がっておらず、いきなり敵味方キャラ総出演で「2巻発売記念パーティ」が始まっている始末・・・。

 とにかくアイロニカルな笑いが欲しい人にはうってつけのラノベです!

 ※ ※

 さて、本作のケモミミ代表であるネコニャーゼ(適当なネーミング疑惑)ですが、彼女、本作のコンセプトに反して、ありがちな猫耳キャラとは違う個性的な性格をしています。
 気弱な天然毒舌キャラ、と評せばいいのか・・・・・・基本的にヴェルダートの言うことに逆らえないタイプなのですが、ところどころ発言が辛辣だったり、容赦がなかったり、冷淡だったりと、ちょっと珍しいキャラです。(猫っぽい気まぐれを、そういう風に表現しているのだとしたら、なかなか巧いかも)

 あと、えっちな妄想をするのが好きだったり、腐女子な一面があるのも、あまり猫耳では見ないタイプ。

 ジト目とか、外見的な特徴は猫耳の「お約束」に則っている感じですけどね。



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