秩序が崩壊し、野放しの悪が蔓延る絶望的な世界で、「正義」を希求し続ける少年少女の物語、『アイアンナイト』の単行本2巻目が6月4日より発売中です!
アイアンナイト 2 (ジャンプコミックス) 

 反社会的な人間が変異した「ゴブリン」と呼ばれる怪物的存在に蹂躙された世界。
 力なき人々が逃げ惑う暴力的な世界で、凡百のゴブリンを圧倒する鋼鉄のゴブリン「アイアンナイト」に変身できるようになった鉄兵は、大事な人たちを護るために戦い続けます。
 
 強酸を吐くゴブリンとなって人々を脅かしていた不良・沼沢を撃破し、自衛隊に守られた避難所があるはずの大和山基地に人々を誘導する鉄兵ですが・・・その途上にも、新たな敵が立ち塞がります!

 「みんなを守る君のことを 私が守る」と、常に側にいてくれる兎型ゴブリンのユキとともに、鉄兵は新たな戦いに身を投じるのでした・・・!


 2巻には本作の元となった作者のデビュー作『ゴブリンナイト』が収録されています。
 鎮(≒丑鎮鉄兵)と雪(≒ユキ)は、ゴブリンとしての能力設定はほぼそのままで登場しますが、性格がかなり異なっていますね(鎮はトラウマを抱えたひねくれた性格。雪は『アイアンナイト』の鉄兵にやや近い、正義感が強くて無鉄砲な性格になっている)。

 デザイン的にもやや異なっているところがあり、『ゴブリンナイト』の雪は腰回りのフワフワした毛がスカート状になっていて股間が隠れているんですが、『アイアンナイト』のユキは腰のフワ毛が側面だけについていて、股間が隠れていません。
 あと、『アイアンナイト』のユキはモフモフ感が五割増しくらいになっていて、セクシーさがデビュー作の雪よりもかなり増していることが分かります。
 物語もさることながら、これだけ魅力的なケモノ/ケモミミキャラを描ける才能は、ぜひ次回作にも活かして頂きたいです!
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『アイアンナイト』2巻P130(屋宜知宏/集英社)
















 



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