飼っているわんこが女子高生に見えちゃう!?
 わんだほーな同居犬とのドキドキ共同生活を描いた玉越博幸氏の最新作『わんこナンバーわん』が5月9日より発売中です!
わんこナンバーわん(1) (少年マガジンコミックス)
わんこナンバーわん(1) (少年マガジンコミックス)

 主人公の仲坂康一(24歳)はイマイチぱっとしない外車ディーラーのサラリーマン。
 超美人な彼女がいることが自慢だったのですが、結婚の話をうやむやにしたり、誕生日を間違えたりという態度が祟って、彼女にフラれてしまいます。
 傷心の康一の手には、犬好きの彼女にプレゼントしようと思っていたジャックラッセルテリア(命名:ワン子)が・・・。

 落ち込んで帰ってきた彼の部屋には、なぜか女子高生がいました。
 すわ泥棒か!? と思っていると、その女子高生は『わたしがワン子だよ』と言い出します。
 そう、康一の目には、ワン子が女子高生に見えるようになってしまったのでした!


 コンセプト的には秋吉イナリ氏の『のら女子高生』と似ています。
 異なる点はまずヒロインが犬であることと、あと、主人公が実は犬が苦手であるという点でしょうか。



 ワン子は犬なので、行動もかなり犬っぽいのですが、意外と他の犬耳漫画では見ないなあと思うのがこういう描写。
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『わんこナンバーわん』1巻P38(玉越博幸/講談社)











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『わんこナンバーわん』1巻P111(玉越博幸/講談社)
















 
 布をひっぱったり、ひも状のものをガジガジしたりというのは、リアル犬は結構よくやるのですが、犬耳漫画ではあまり描かれませんよね。
 作者がよく犬を観察しているがゆえの描写なんだろうなあと思います。



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